特許
J-GLOBAL ID:201203074547489734

ポリ乳酸系フィルム又はシート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 幸久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-264415
公開番号(公開出願番号):特開2012-111914
出願日: 2010年11月26日
公開日(公表日): 2012年06月14日
要約:
【課題】 100°Cを超える高温においても、フィルム又はシートの融解や変形が無く、しかも、フィルム又はシートの製造時や加工時、フィルム又はシートをロール状に巻回する際等に破断や裂けが生じないポリ乳酸系樹脂フィルム又はシートを提供する。【解決手段】 本発明のポリ乳酸系フィルム又はシートは、ポリ乳酸(A)を含む樹脂フィルム又はシートであって、下記式(1) ΔHc′=ΔHm-ΔHc (1)[式中、ΔHcは、DSCにて測定される、成膜後のフィルム又はシートの昇温過程での結晶化に伴う発熱量(J/g)であり、ΔHmは、その後の融解に伴う吸熱量(J/g)である]で求められる成膜時結晶化部の融解吸熱量ΔHc′が10J/g以上であり、且つ引裂き強度が、流れ方向(MD方向)、幅方向(TD方向)ともに、2.5N/mm以上である。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
ポリ乳酸(A)を含む樹脂フィルム又はシートであって、下記式(1) ΔHc′=ΔHm-ΔHc (1) [式中、ΔHcは、DSCにて測定される、成膜後のフィルム又はシートの昇温過程での結晶化に伴う発熱量(J/g)であり、ΔHmは、その後の融解に伴う吸熱量(J/g)である] で求められる成膜時結晶化部の融解吸熱量ΔHc′が10J/g以上であり、且つ引裂き強度(JIS P 8116 紙-引裂強さ試験方法-エルメンドルフ形引裂試験機法に準拠)が、流れ方向(MD方向)、幅方向(TD方向)ともに、2.5N/mm以上であることを特徴とするポリ乳酸系フィルム又はシート。
IPC (4件):
C08J 5/18 ,  C08L 67/04 ,  C08L 27/18 ,  C08L 23/26
FI (4件):
C08J5/18 ,  C08L67/04 ,  C08L27/18 ,  C08L23/26
Fターム (19件):
4F071AA27 ,  4F071AA43 ,  4F071AA78 ,  4F071AA81 ,  4F071AC15 ,  4F071AF02 ,  4F071AF11Y ,  4F071AF15 ,  4F071AF16Y ,  4F071AF20 ,  4F071AF43Y ,  4F071AF45 ,  4F071BB04 ,  4F071BC01 ,  4J002BB213 ,  4J002BD152 ,  4J002CF181 ,  4J002EW126 ,  4J002FD206
引用特許:
審査官引用 (5件)
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