特許
J-GLOBAL ID:201203077247211946
摩擦撹拌接合材
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (5件):
下田 容一郎
, 下田 憲雅
, 住吉 勝彦
, 瀧澤 匡則
, 野崎 俊剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-212241
公開番号(公開出願番号):特開2012-143812
出願日: 2011年09月28日
公開日(公表日): 2012年08月02日
要約:
【課題】より少ない工数で、腐食の発生を防止できる摩擦撹拌接合材を提供することを課題とする。【解決手段】(c)にて、部材20Aに、ツール50側へ突出する凸部30が設けられ、凸部30の高さH1はツール50のピン51の長さh1より高い。凸部30に接合終端部40が設けられ、接合終端部40でピン51を抜く。【効果】接合終了時に接合終端部40でピン51を抜いて生じる凹み61の深さh2は、凸部30の高さH1よりも小さく、(d)のように部材20Aに、高さH1から深さh2を引いた肉厚t1が残る。肉厚を残す作業は、ピン51を接合終端部40から抜くだけで別途作業を要しなく、工数低減に繋がる。肉厚t1によって面82が外部に露出しなく、部材10A、20Aが湿潤雰囲気に置かれ、部材10Aが低電位金属、部材20Aが高電位金属でも、部材10Aに腐食が発生することを防止できる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
第1部材に、この第1部材とは材質が異なる第2部材を重ね、この第2部材に摩擦撹拌接合法の接合ツールのピンを挿入し、前記第2部材の一端から接合を始め、他端に到達する前の接合終端部で前記ピンを抜くことにより、前記第1部材に前記第2部材を接合してなる摩擦撹拌接合材であって、
前記第2部材に、前記接合ツール側へ突出する凸部が一体的に設けられ、この凸部は前記ピンの長さより高く形成され、前記凸部に前記接合終端部が設けられていることを特徴とする摩擦撹拌接合材。
IPC (1件):
FI (3件):
B23K20/12 364
, B23K20/12 360
, B23K20/12 330
Fターム (7件):
4E167AA02
, 4E167AA06
, 4E167AA07
, 4E167AA29
, 4E167BG12
, 4E167BG25
, 4E167BG31
引用特許:
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