特許
J-GLOBAL ID:200903090470110710

異種金属部材の接合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 中島 三千雄 ,  中島 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-056939
公開番号(公開出願番号):特開2006-239720
出願日: 2005年03月02日
公開日(公表日): 2006年09月14日
要約:
【課題】ガルバニック腐食の懸念を何等顧慮することなく、接合部の健全性を効果的に高め得る異種金属部材の接合方法を提供すること。【解決手段】 Al板2と鋼板4とを重ね合わせ、Al板2の側から、回転工具10のショルダ部材14の先端に同軸的に位置せしめたプローブ16を、回転させつつ、その先端が鋼板4の直上に達するように差し込み、摩擦撹拌して、それらAl板2及び鋼板4を接合せしめるに際して、回転工具10として、プローブ16がショルダ部材14とは別体に構成されて、別個に軸方向に移動可能とされた複動式回転工具を用い、プローブ16をAl板2に差し込んで、Al板と鋼板4の摩擦撹拌接合を行なった後、プローブ16を、Al板2に形成された摩擦撹拌部18から引き抜く一方、かかる引き抜きによって生じるプローブ穴を、摩擦撹拌部18の他部位からの材料の流動によって、埋め込むようにした。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
軟質金属からなる第一の部材と硬質金属からなる第二の部材とを重ね合わせ、該第一の部材側から、軸回りに回転せしめられる回転工具のショルダ部材の先端に同軸的に位置せしめたプローブを、回転させつつ、その先端が該第二の部材の直上に達するように差し込み、摩擦撹拌して、それら第一及び第二の部材を接合せしめるに際して、 前記回転工具として、前記プローブが前記ショルダ部材とは別体に構成されて、別個に軸方向に移動可能とされた複動式回転工具を用い、該プローブを前記第一の部材に差し込んで、前記第一及び第二の部材の摩擦撹拌接合を行なった後、該プローブを、該第一の部材に形成された摩擦撹拌部から引き抜く一方、かかる引き抜きによって生じるプローブ穴を、該摩擦撹拌部の他部位からの材料の流動によって、埋め込むようにしたことを特徴とする異種金属部材の接合方法。
IPC (1件):
B23K 20/12
FI (2件):
B23K20/12 364 ,  B23K20/12 344
Fターム (8件):
4E067AA02 ,  4E067AA05 ,  4E067BG00 ,  4E067CA01 ,  4E067DA17 ,  4E067DC07 ,  4E067EA07 ,  4E067EC03
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (8件)
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