特許
J-GLOBAL ID:201203079138091909
高炉操業特徴量演算装置、高炉操業特徴量演算方法及びプログラム
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (4件):
亀谷 美明
, 金本 哲男
, 萩原 康司
, 松本 一騎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-037156
公開番号(公開出願番号):特開2012-172222
出願日: 2011年02月23日
公開日(公表日): 2012年09月10日
要約:
【課題】高炉の内部状態をより高速に予測することが可能な高炉操業特徴量演算装置、高炉操業特徴量演算方法及びプログラムを提供すること。【解決手段】本発明に係る高炉操業特徴量演算装置は、高炉の内部状態を、固体相・液体相・気体相の3つに分類したうえで、固体相の高炉操業特徴量を算出する際の経過時間の更新間隔と、液体相の高炉操業特徴量を算出する際の経過時間の更新間隔と、気体相の高炉操業特徴量を算出する際の経過時間の更新間隔と、を互いに独立に設定し、設定されたそれぞれの更新間隔に基づいて、高炉操業特徴量の演算処理における経過時間の更新を行う。【選択図】図5
請求項(抜粋):
装入された鉄鉱石とコークスを含む原材料から、複数の化学反応からなる還元反応により溶銑を製造する高炉の操業において、前記原材料が固相、液相及び気相の部分からなる装入物の状態を含む高炉の内部状態の指標値であって、高炉の操業状態を表す特徴量である高炉操業特徴量の時間変化を、メッシュで複数の領域に分割した高炉内部それぞれの領域での反応を記述するモデルを用いたシミュレーションにより演算する高炉操業特徴量演算装置であって、
前記高炉操業特徴量を算出する際に用いられる、時間刻み幅及びメッシュの大きさのいずれか1つ又は両方を含む設定値であるパラメータを設定するパラメータ設定部と、
高炉に設けられた複数のセンサ及び高炉を制御する制御手段から取得した、高炉の操業状態に関するデータである高炉操業情報と、前記パラメータ設定部により設定された前記パラメータと、を用いて、前記高炉操業特徴量を算出する際に利用する前記化学反応の反応速度を算出する反応速度算出部と、
前記固体相、液体相及び気体相の相状態それぞれについて、前記パラメータ設定部により設定されたパラメータと、前記反応速度算出部により算出された前記反応速度と、前記高炉操業情報と、を利用して、前記相状態それぞれの前記高炉操業特徴量を算出する特徴量算出部と、
前記反応速度及び前記高炉操業特徴量を算出する際の演算上の経過時間の更新を行うとともに、前記パラメータ設定部、前記反応速度算出部及び前記特徴量算出部の制御を行う演算制御部と、
を備え、
前記パラメータ設定部は、前記固体相の前記高炉操業特徴量を算出する際の前記経過時間の更新間隔と、前記液体相の前記高炉操業特徴量を算出する際の前記経過時間の更新間隔と、前記気体相の前記高炉操業特徴量を算出する際の前記経過時間の更新間隔と、をオペレータの入力に基づき互いに独立に設定し、
前記演算制御部は、前記パラメータ設定部により設定されたそれぞれの前記更新間隔に基づいて、前記経過時間の更新を行う
ことを特徴とする、高炉操業特徴量演算装置。
IPC (2件):
FI (2件):
C21B5/00 310
, G06F17/60 106
Fターム (1件):
引用特許:
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