特許
J-GLOBAL ID:201203088127911695
樹脂中添加剤の定量方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
塩野入 章夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-075631
公開番号(公開出願番号):特開2012-208081
出願日: 2011年03月30日
公開日(公表日): 2012年10月25日
要約:
【課題】樹脂中の添加剤の定量分析において、添加剤を樹脂中に含有させた樹脂の標準試料を用いることなく、樹脂中に含有する添加剤を定量する。【解決手段】樹脂中に含有する添加剤を熱脱着-ガスクロマトグラフ質量分析によって定量する定量方法であり、分析試料に含有され定量分析対象である添加剤と同種の添加剤および樹脂を含有する標準試料を作成し、作成した標準試料を用いて分析試料に含有される添加剤を定量する。標準添加試料作成工程と、標準添加試料分析工程と、検量線作成工程と、分析試料分析工程と、定量工程の各工程を備え、標準添加試料作成工程、標準添加試料分析工程および検量線作成工程によって、分析試料に含有する添加剤や樹脂の種類に合わせて標準添加試料を作成し、標準添加試料を用いて樹脂中の添加剤の分析に用いる検量線を作成する。分析試料分析工程および定量工程によって、前記工程で作成した検量線を用いて分析試料に含有される添加剤を定量する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
樹脂中に含有する添加剤を熱脱着-ガスクロマトグラフ質量分析によって定量する定量方法であって、
分析試料に含有され定量分析対象である添加剤と同種の添加剤、および樹脂を溶媒で溶解し、乾固することによって、添加剤が既知濃度含有された標準添加試料を作成する標準添加試料作成工程と、
前記標準添加試料作成工程で作成した標準添加試料を加熱し、加熱により熱脱着した添加剤をガスクロマトグラフ質量分析する標準添加試料分析工程と、
前記標準添加試料分析工程の分析結果に基づいて添加剤の検量線を作成する検量線作成工程と、
未知濃度の添加剤を含有する分析試料を加熱し、加熱により熱脱着した添加剤をガスクロマトグラフ質量分析する分析試料分析工程と、
前記検量線作成工程で作成した添加剤の検量線を用いて、前記分析試料分析工程の分析結果から前記分析試料中に含有される未知濃度の添加剤を定量する定量工程とを含むことを特徴とする樹脂中添加剤の定量方法。
IPC (7件):
G01N 30/86
, G01N 30/88
, G01N 30/72
, G01N 30/12
, G01N 1/00
, G01N 27/62
, G01N 30/04
FI (8件):
G01N30/86 J
, G01N30/88 C
, G01N30/72 A
, G01N30/12 S
, G01N1/00 102B
, G01N27/62 V
, G01N27/62 C
, G01N30/04 P
Fターム (16件):
2G041CA01
, 2G041DA13
, 2G041EA06
, 2G041EA12
, 2G041FA08
, 2G041GA17
, 2G041HA01
, 2G041LA08
, 2G052AA18
, 2G052AB11
, 2G052AD12
, 2G052AD32
, 2G052AD52
, 2G052EB06
, 2G052GA27
, 2G052HA03
引用特許:
引用文献:
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