特許
J-GLOBAL ID:201203089073986518
燃料タンクの蒸発燃料処理装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
特許業務法人 大島特許事務所
, 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-246228
公開番号(公開出願番号):特開2012-097661
出願日: 2010年11月02日
公開日(公表日): 2012年05月24日
要約:
【課題】蒸発燃料の大気への排出をできるだけ無くす。【解決手段】燃料タンク2とキャニスタ6aとを連通する第1通路5の中間部に制御弁7を設け、制御弁をバイパスするバイパス通路にタンク保護用の2方向リリーフ弁を設け、タンク内圧を検出する第1圧力センサ14を設ける。制御ユニット19により、フィラーリッド16の開状態が検出できない異常時にタンク内圧が所定判定量以上低下したことが検出された場合には給油と判定し、制御弁を開いてタンク内の蒸発燃料をキャニスタに吸着させる。給油開始状態を直接的に判定することができ、例えば給油スイッチやフィラーリッドロック解除検出等の信号に応じて判断する場合におけるそれらの故障対策が不要になり、異常状態でも給油時の確実な蒸発燃料の処理を行うことができるため、より一層好適な蒸発燃料処理を行うことができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
燃料を貯留する燃料タンクと、前記燃料タンク内に発生する蒸発燃料を吸着させるためのキャニスタと、前記燃料タンクと前記キャニスタとを連通するベーパ通路を選択的に開閉する制御弁とを有する燃料タンクの蒸発燃料処理装置であって、
前記燃料タンクのタンク内圧を検出するタンク内圧センサと、前記タンク内圧の変化を監視すると共に前記制御弁の開閉を制御する制御手段とを有し、
前記制御手段は、前記タンク内圧の低下開始時点からの変化量が給油口の大気開放による変化を判定し得る所定判定量以上になった場合には給油と判定し、該給油と判定した場合には前記制御弁を開弁すると共に、前記所定判定量を、前記タンク内圧の低下開始時点の前記タンク内圧に応じて変えることを特徴とする燃料タンクの蒸発燃料処理装置。
IPC (1件):
FI (2件):
F02M25/08 301K
, F02M25/08 Z
Fターム (16件):
3G144BA22
, 3G144BA23
, 3G144BA27
, 3G144CA17
, 3G144DA03
, 3G144DA07
, 3G144EA33
, 3G144FA04
, 3G144FA24
, 3G144FA32
, 3G144FA39
, 3G144HA03
, 3G144HA06
, 3G144HA21
, 3G144HA22
, 3G144HA27
引用特許:
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