特許
J-GLOBAL ID:201203089932644870

無停電電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人深見特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-270600
公開番号(公開出願番号):特開2012-120407
出願日: 2010年12月03日
公開日(公表日): 2012年06月21日
要約:
【課題】交流電源からの給電と無停電電源装置からの給電との切替えを無瞬断で、かつ安定的に行なうことができる無停電電源装置を提供する。【解決手段】三相4線式非絶縁型インバータからの給電と商用交流電源からの給電とを切替える際のラップ期間において、零相電圧制御回路18は、電流センサの出力電流検出値から導出されるインバータを流れる零相電流を抑制するように零相電圧指令を生成し、該零相電圧指令と電圧センサの出力電圧検出値から抽出される零相電圧との偏差に基づいて零相電流指令を生成する。出力電流制御回路22は、出力電圧制御回路16から出力される三相電流指令に零相電流指令を加算してインバータの出力電流指令を生成し、出力電流指令と電流センサの出力電流検出値との偏差に基づいてインバータ回路の出力電圧指令を生成する。【選択図】図15
請求項(抜粋):
直流正母線および直流負母線の間に接続され、中性点を備えたコンデンサからなる平滑回路と、 平滑回路の直流端子および中性点に接続され、スイッチング素子のスイッチング動作によって平滑回路からの直流電力を三相交流電力に変換して、三相交流ラインへ出力するインバータ回路と、 インバータ回路と三相交流ラインとの間に介挿接続された第1のスイッチと、 中性点と三相交流負荷の中性点とを結ぶ中性相ラインと、 三相交流ラインと中性相ラインとの間に接続され、三相交流ラインに三相交流電力を供給する三相交流電源と、 三相交流電源と三相交流ラインとの間に介挿接続された第2のスイッチと、 インバータ回路の出力電流を検出する電流センサと、 インバータ回路の出力電圧を検出する電圧センサと、 インバータ回路の電力変換動作を制御する制御装置とを備え、 第1および第2のスイッチは、同時に導通状態となるラップ期間を挟んで相補に導通状態/非導通状態とされ、 制御装置は、 三相電圧指令と電圧センサの出力電圧検出値との偏差に基づいて三相電流指令を生成する出力電圧制御回路と、 零相電圧指令と電圧センサの出力電圧検出値から抽出される零相電圧との偏差に基づいて零相電流指令を生成する零相電圧制御回路と、 三相電流指令に零相電流指令を加算してインバータ回路の出力電流指令を生成し、出力電流指令と電流センサの出力電流検出値との偏差に基づいてインバータ回路の出力電圧指令を生成する出力電流制御回路と、 出力電圧指令に従ってインバータ回路のスイッチング素子をオン/オフするゲート信号を出力するゲート信号出力回路とを含み、 零相電圧制御回路は、第1および第2のスイッチがラップ期間にないときには、零相電圧が零電圧となるように零相電圧指令を生成する一方で、第1および第2のスイッチがラップ期間にあるときには、電流センサの出力電流検出値から導出されるインバータ回路を流れる零相電流を抑制するように零相電圧指令を生成する、無停電電源装置。
IPC (3件):
H02J 9/06 ,  H02M 7/48 ,  H02M 7/487
FI (3件):
H02J9/06 504B ,  H02M7/48 N ,  H02M7/487
Fターム (13件):
5G015FA12 ,  5G015GA06 ,  5G015JA11 ,  5G015JA22 ,  5G015JA52 ,  5H007AA06 ,  5H007BB05 ,  5H007CA01 ,  5H007CB05 ,  5H007CC23 ,  5H007DA05 ,  5H007DB01 ,  5H007DC02
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開平4-133633
  • 電力変換装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-063931   出願人:三菱電機株式会社
  • 無停電電源システムの制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-295257   出願人:富士電機システムズ株式会社
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