特許
J-GLOBAL ID:201203092427850989

アルミニウム合金製鋳物およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森岡 正往
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-284101
公開番号(公開出願番号):特開2012-132054
出願日: 2010年12月21日
公開日(公表日): 2012年07月12日
要約:
【課題】鋳造欠陥が少なく機械的性質に優れる微細な組織からなるアルミニウム合金製鋳物を提供する。【解決手段】本発明のアルミニウム合金製鋳物は、全体を100質量%としたときに、9〜13質量%のSiと、1〜5質量%のCuと、残部であるAlおよび不可避不純物とからなると共に、AlとSiの二元共晶からなるAl-Si共晶粒とこのAl-Si共晶粒を囲繞しAl、SiおよびCuを含む多元共晶からなる多元共晶マトリックスとが網目状になった複合共晶組織によって構成され、そのAl-Si共晶粒の粒径が1.5mm以下と微細であることを特徴とする。この本発明のアルミニウム合金製鋳物は、通常なら表皮形成型凝固をする合金組成からなりつつも、微細に粥状凝固した複合共晶組織から構成され、粗大な鋳造欠陥の生成が抑制され、機械的性質に優れる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
全体を100質量%としたときに、9〜13質量%のケイ素(Si)と、1〜5質量%の銅(Cu)と、残部であるアルミニウム(Al)と不可避不純物および/または改質元素とからなり、 AlとSiの二元共晶からなるAl-Si共晶粒と該Al-Si共晶粒を囲繞しAl、SiおよびCuを含む多元共晶からなる多元共晶マトリックスとにより構成される網目状の複合共晶組織を有し、 該Al-Si共晶粒は粒径が1.5mm以下であることを特徴とするアルミニウム合金製鋳物。
IPC (5件):
C22C 21/02 ,  C22F 1/043 ,  B22D 21/04 ,  B22D 27/08 ,  B22D 27/20
FI (5件):
C22C21/02 ,  C22F1/043 ,  B22D21/04 A ,  B22D27/08 ,  B22D27/20 Z
引用特許:
審査官引用 (7件)
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