特許
J-GLOBAL ID:201203096964966786

回収リンおよびその回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 稲葉 良幸 ,  大貫 敏史 ,  内藤 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-133806
公開番号(公開出願番号):特開2011-255341
出願日: 2010年06月11日
公開日(公表日): 2011年12月22日
要約:
【課題】リン以外の雑多な成分を多く含む水中からも、リンを、工業用途、特にリン酸原料用リン鉱石代替品等にも利用可能な不純物含有率が低いリン化合物として回収する技術を提供する。【解決手段】以下の工程(1)〜(5):(1)リン含有水溶液中のリンを、金属酸化物系吸着剤に吸着させる吸着工程;(2)前記吸着剤にアルカリ水溶液を接触させて、吸着工程(1)で吸着したリンを脱着させる脱着工程;(3)脱着工程(2)で脱着させたリンを含有するアルカリ水溶液中に、カルシウム化合物をCa/Pモル比が0.6〜1.8になる量添加し、アルカリ水溶液中のリンをリン酸カルシウムとして析出させる析出工程;(4)析出工程(3)で析出させたリンをアルカリ水溶液から分離し回収する分離回収工程;および(5)分離回収工程(4)で回収したリンをpH4.5〜12.5に中和する中和工程を含む、リン含有水溶液からの回収リンの回収方法を提供する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
以下の工程(1)〜(5): (1)リン含有水溶液中のリンを、金属酸化物系吸着剤に吸着させる吸着工程; (2)前記吸着剤にアルカリ水溶液を接触させて、吸着工程(1)で吸着したリンを脱着させる脱着工程; (3)脱着工程(2)で脱着させたリンを含有するアルカリ水溶液中に、カルシウム化合物をCa/Pモル比が0.6〜1.8になる量添加し、アルカリ水溶液中のリンをリン酸カルシウムとして析出させる析出工程; (4)析出工程(3)で析出させたリンをアルカリ水溶液から分離し回収する分離回収工程;および (5)分離回収工程(4)で回収したリンをpH4.5〜12.5に中和する中和工程 を含む、リン含有水溶液からの回収リンの回収方法。
IPC (3件):
C02F 1/58 ,  C02F 1/28 ,  C01B 25/32
FI (3件):
C02F1/58 S ,  C02F1/28 P ,  C01B25/32 B
Fターム (27件):
4D038AA02 ,  4D038AA08 ,  4D038AB45 ,  4D038BA02 ,  4D038BB06 ,  4D038BB17 ,  4D038BB20 ,  4D624AA04 ,  4D624AA05 ,  4D624AB12 ,  4D624BA05 ,  4D624BA13 ,  4D624BA14 ,  4D624BB01 ,  4D624BC01 ,  4D624BC04 ,  4D624CA01 ,  4D624CA06 ,  4D624DA07 ,  4D624DA08 ,  4D624DB01 ,  4D624DB02 ,  4D624DB03 ,  4D624DB05 ,  4D624DB07 ,  4D624DB18 ,  4D624DB20
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • リン回収方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-202852   出願人:月島機械株式会社, 武田薬品工業株式会社, 日本化学工業株式会社
  • リン資源回収装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-122289   出願人:アタカ工業株式会社, 浅野工事株式会社, 株式会社荏原製作所, 株式会社クボタ, 住友重機械工業株式会社, 株式会社西原環境テクノロジー, 三菱重工業株式会社
  • イオン処理装置及び方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-089017   出願人:旭化成ケミカルズ株式会社
全件表示
審査官引用 (5件)
  • リン回収方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-202852   出願人:月島機械株式会社, 武田薬品工業株式会社, 日本化学工業株式会社
  • リン資源回収装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-122289   出願人:アタカ工業株式会社, 浅野工事株式会社, 株式会社荏原製作所, 株式会社クボタ, 住友重機械工業株式会社, 株式会社西原環境テクノロジー, 三菱重工業株式会社
  • イオン処理装置及び方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-089017   出願人:旭化成ケミカルズ株式会社
全件表示

前のページに戻る