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J-GLOBAL ID：201302205201130684   整理番号：13A0413316

近赤外分光法によるヤギ生乳成分の測定(第2報)-ヤギ生乳成分の変動と測定精度-

Constituent Content Determination of Goat Raw Milk Using Near-Infrared Spectroscopy (Part2)-The Fluctuation of Goat Raw Milk Constituent Content and NIRS Prediction Accuracy-

著者 (4件)： 烏友図 (岩手大 大学院連合農学研究科) ,  片平光彦 (山形大 大学院農学研究科) ,  夏賀元康 (山形大 大学院農学研究科) ,  吉田宣夫 (山形大 大学院農学研究科)
資料名： 農業機械学会東北支部報  (Tohoku Branch Report of the Japanese Society of Agricultural Machinery)
号： 59  ページ： 3-6  発行年： 2012年12月31日 
JST資料番号： Y0291A  ISSN： 0287-9115  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ヤギ生乳の品質は,種の特性,泌乳期の段階,遺伝,繁殖習性,飼育方法,搾乳方法や生理状態などに依存する。本研究では,ヤギ生乳品質を評価するための基準となる乳主要成分(乳脂肪,乳タンパク質,乳糖,無脂固形分 SNF,全固形分 TS)の含量を,近赤外分光法(波長範囲650~1100nm)によってどの程度の精度で推定できるか検討した。前報の結果から,生乳の成分率を精度よく推定するには「成分範囲を大きくすること,光路長を長くすること」が示唆されたので,本報では上記2点について搾乳期間の延長と積分時間の延長を行い検討した。その結果,乳脂肪と乳タンパク質では比較的良いキヤリブレーション精度が得られたが,乳糖では得られなかった。

シソーラス用語： *山羊乳 ,  *生乳 ,  乳脂肪 ,  *食品成分 ,  無脂固形分 ,  近赤外分光分析 ,  キャリブレーション ,  検量線 ,  測定精度

分類 (2件)： 食品の分析  (FJ01030U) ,  原乳の品質と処理  (FJ12022D)

引用文献 (6件)：

• 1) Aganga. A, Amarteifio. J., Nkile N., 2002. Effect of stage of lactation on nutrient composition of Tswana sheep and goat's milk, J Food Compos Anal 15, 533-543.
• 2) 佐藤哲生,岩元睦夫,橋詰和崇,吉野正純,古川左近,染谷幸雄,矢野信禮,1985.近赤外分光分析法による生乳成分の測定,日本畜産学会報56(ll),878-882.
• 3) 夏賀元康,川村周三伊藤和彦,2002.近赤外分光法における測定波長範囲と光路長が生乳成分の測定精度に与える影響,農業機械学会誌,64(5),83-88.
• 4) Duelova, M., Hadra, L., JanSto"vd, B., Tilova, P., Ptidalova, H., . Vorlova, L., 2008. Analysis of goat milk by near-infrared spectroscopy, ACTAVET. BRNO 2008, 77, 415-422.
• 5) 佐藤哲生,吉野正純,古川左近染谷幸雄,橋詰和宗矢野信禮,1985.赤外線牛乳分析器による全乳固形分率測定のための補正値,日本畜産学会報,56,215-220.

タイトルに関連する用語 (4件)： 近赤外分光法 ,  ヤギ ,  乳成分 ,  測定精度