抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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中学校の技術・家庭科(技術分野)では,学習指導要領の改定により,2012年度から計測・制御の学習が必修になった。生徒が1人1台ずつの制御教材を使う環境での授業は,教材を準備する経済的な負担だけでなく,授業で教材を管理する指導者の負担も大きい。少ない制御教材で授業ができるようにするために,数台の制御教材を生徒全員で共有し利用する学習環境の仕組みを考えた。ネットワークで接続された環境で制御教材を共有する学習システムを開発し,中学生を対象とした授業で有効性を確認した。このシステムは,一般的な開発システムの仕組みを体験的に学ぶ教材としても活用可能である。教室内で使用する制御教材の数を少なくし,複数台の端末から制御教材を共有して利用できる計測・制御の学習システムを提案する。(著者抄録)