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J-GLOBAL ID:201302212642038330   整理番号:13A1274860

LBL集合法によるセンダイウイルスエンベロープベクタ(HVJ-E)のナノ修飾

Nano-Decoration of the Hemagglutinating Virus of Japan Envelope (HVJ-E) Using a Layer-by-Layer Assembly Technique
著者 (8件):
資料名:
巻: 29  号: 24  ページ: 7384-7392  発行年: 2013年06月18日 
JST資料番号: A0231B  ISSN: 0743-7463  CODEN: LANGD5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ヒアルロン酸(HA)のCD44細胞表面受容体への選択的認識能を利用し,腫瘍抑制効果を持つHVJ-Eの腫瘍細胞へのターゲティングを目的としたHVJ-EのLBLナノ修飾法を検討した。被膜第一層にグリコールキトサン(GC)を選び,HVJ-EのPBS溶液をGCのPBS溶液に滴下し,攪拌/遠心洗浄により,生理的pHおよび塩濃度下で,高い分散性を示すGCコートHVJ-Eを得た。次いで,そのPBS分散液をヒアルロン酸(HA)のPBS溶液(0.25,0.5,1.0mg/mL)に滴下し,4°C15分攪拌下で保存した後,遠心/洗浄操作によりHA/GCコートHVJ-Eを得た。この操作をCG及びHA溶液に対して交互に各3回繰り返し,最外層がHAのLBL3層膜の形成を動的光散乱,ζ電位,TEM測定により確認した。(HA/GC)コートHVJ-Eはヒアロニダーゼ処理により,最外層のHAが選択的に分解されること,また,低pH溶液(エンドゾームpH)中では全ての層が不安定化され脱離することを明らかにした。この結果から,HAのCD44の選択的認識能によりHVJ-Eを腫瘍細胞へターゲッティングできる(HA/GC)コートHVJ-Eが癌免疫療法へ応用出来る可能性を指摘した。
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分類 (4件):
分類
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コロイド化学一般  ,  界面化学一般  ,  腫ようの免疫療法  ,  腫ようの実験的治療 
タイトルに関連する用語 (4件):
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