抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1980年以降,日本の食生活の成熟化とともに,食品消費行動に対する価格・所得要因の影響が低下した。本報では,それに替わってどんな要因が挙げられるか,既報の消費行動研究を俯瞰して考察した。第一に「情報」が消費者購買行動の意思決定に大きく影響することを指摘した。これはまた,食品市場や企業間競争にも影響する。次に,非市場財(食品の持つ属性)評価の試みを紹介した。最後に家族の影響について考察し,出生率の低下と高齢化,晩婚化,家族構成の変化などを要因として考察した。