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J-GLOBAL ID：201302223120941597   整理番号：13A1274883

アメーバから想起したナノアーキテクトニックコンピューティング ナノスケール光励起エネルギー移動ダイナミクスを用いた難解な数値計算問題の解法

Amoeba-Inspired Nanoarchitectonic Computing: Solving Intractable Computational Problems Using Nanoscale Photoexcitation Transfer Dynamics

著者 (9件)： AONO Masashi (RIKEN, Saitama, JPN) ,  NARUSE Makoto (National Inst. of Information and Communications Technol., Tokyo, JPN) ,  NARUSE Makoto (Univ. Tokyo, JPN) ,  KIM Song-Ju (RIKEN, Saitama, JPN) ,  WAKABAYASHI Masamitsu (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN) ,  HORI Hirokazu (Univ. Yamanashi, Yamanashi, JPN) ,  OHTSU Motoichi (Univ. Tokyo, JPN) ,  OHTSU Motoichi (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN) ,  HARA Masahiko (RIKEN, Saitama, JPN)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 29  号： 24  ページ： 7557-7564  発行年： 2013年06月18日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 栄養物が特定の空間分布をしたプレート上にアメーバーを置くと,各栄養物の位置を結ぶ距離の合計を最短にする時空ダイナミクスによりその形態が変化する。近接場光相互作用を持つ複数の量子ドット間での光励起エネルギー移動が,アメーバ走性と同様の時空ダイナミクスを示すことを明らかにし,そのコンピューティングパラダイムを論理式充足可能性(SAT)問題に応用した。近接場光相互作用を持つ2つの量子ドット(QD_S,QD_L)の内のQD_Sの光励起によりQD_S(1,0)レベルに生じた励起子はQD_L(1,1)レベルに共鳴移動し,QD_L(1,0)が空状態の場合はそこを経て,発光によるエネルギー散逸が起こる。一方QD_L(1,0)が被占状態場合はQD_S(1,0)へ逆移動が起こりそこからの発光が起こる。この過程が多数の量子ドット間で起こる場合の光励起エネルギー移動ダイナミクスの解析に対するアメーバー挙動解析に用いた手法と一般的なアルゴリズムを用いる計算法の性能を比較し,系が大きくなるに従い,前者が優位になると結論した。

シソーラス用語： 走性 ,  *エネルギー移動 ,  動力学 ,  数値解法 ,  時空 ,  *充足可能性問題 ,  光 ,  相互作用 ,  近接場 ,  *量子ドット ,  エネルギー散逸 ,  *ナノテクノロジー ,  アメーバ属 ,  微生物 ,  原生動物 ,  肉質類 ,  根足虫類
準シソーラス用語： アメーバ ,  共鳴エネルギー移動 ,  近接場光相互作用 ,  時空ダイナミクス ,  *励起エネルギー移動

分類 (3件)： 計算理論  (JB02000A) ,  微生物生理一般  (EG03051L) ,  数値解析,近似法  (AB04000F)

タイトルに関連する用語 (9件)： アメーバ ,  想起 ,  ナノスケール ,  光励起 ,  エネルギー移動 ,  ダイナミクス ,  数値計算 ,  問題 ,  解法