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J-GLOBAL ID:201302228644008237   整理番号:13A0243980

天然抗酸化剤としてのサフラン(Crocus sativus)の花への適用増加

Increasing the Applications of Crocus sativus Flowers as Natural Antioxidants
著者 (7件):
資料名:
巻: 77  号: 10/12  ページ: C1162-C1168  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: C0005A  ISSN: 0022-1147  CODEN: JFDSAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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サフラン(Crocus sativus)はその花の乾燥柱頭で生産する香辛料生産のために栽培されている。サフランの花は6枚の紫色花被片および3本の黄色の雄しべ,および3本のスレッドから構成された柱頭中の白色糸状のものから構成されている。サフラン香辛料の生産は世界で年間に約200トン生産されている。近年,伝統的なサフランの生産方法の機械化および近代化が導入された。花の収穫,柱頭の分離,および脱水工程はサフラン香辛料生産の革命で,生産量も増加した。一方,サフランの花生体残渣が大量に発生した(花100g当たり92.6g)。その結果,香辛料以外に花の使用の機会が増加した。ここでは,天然抗酸化剤としてのサフラン(Crocus sativus)の花への適用増加について検討した。実験では,サフランの分離部位(花被片,雄しべ,花柱および柱頭)および花生体残渣の抗酸化活性を4種類のin vitro分析(脂質過酸化,デオキシリボース分析,Rancimat法およびトロロックス当量抗酸化能)で調べた。フェノール含量およびクロセチンエステル含量も測定した。実験の結果,すべての試料に潜在的な抗酸化能が見られた。フェノール,フラボノイドおよびアントシアニン含量が最も高かったのは花被片であった。雄しべにはフェノール,フラボノイドおよびアントシアニン含量がすべての中でフェノール,フラボノイドおよびアントシアニン含量で低値であった。クロセチンエステルは花被片および雄しべには検出されなかった。サフラン雄しべは最も潜在性のあるLOO*,OH*ラジカルスカベンジャー活性を示した。一方,柱頭はLOO*およびABTS*ラジカルスカベンジャー活性を示した。検討したすべての試料がRancimat法でひまわり油中での酸化的安定性を向上させた。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
調味料,香辛料  ,  植物の生化学 
タイトルに関連する用語 (4件):
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