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J-GLOBAL ID：201302245832541440   整理番号：13A1693828

竹林の駆除技術

著者 (2件)： 江崎功二郎 (石川県林試) ,  江崎功二郎 (石川県白山自然保護セ)
資料名： 植調  (JAPR Journal)
巻： 47  号： 7  ページ： 231-237  発行年： 2013年10月 
JST資料番号： L2274A  ISSN： 0289-8233  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 竹林は年間1~3m拡大し,里山広葉樹林が侵入を受けると徐々に被圧され竹林化が進行する。竹林の駆除技術には,伐採による駆除,薬剤による駆除の2つの方法がある。竹類故殺のための薬剤には,グリホサート系除草剤の竹稈注入,クロレートなどの塩素系除草剤の土壌散布が登録されている。また,塩素酸系除草剤の竹稈注入の効果も確認されている。単年の皆伐や薬剤処理でも竹林の拡大防止には有効であるが,そのまま放置するともとの竹林に回復してしまう。根絶には3年以上の刈払いが必要である。

シソーラス用語： *森林 ,  竹類 ,  *防除 ,  除草剤 ,  塩素酸塩 ,  注入剤 ,  農薬散布 ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  ホスホン酸 ,  第二アミン
準シソーラス用語： *竹林 ,  駆除

分類 (1件)： 森林植物学  (FF02020E)

物質索引 (1件)： グリホサート

引用文献 (33件)：

• 安藤誠也 (2008) イノシシの行動特性と放置竹林の関係. 奈良大学大学院研報 13 : 207-209
• 江崎功二郎・石田洋二・柳田 亨・前浜 直・枷場英代 (2011) 塩素酸系除草剤の竹稈注入によるモウソウチクの枯損と再生経過. 林業と薬剤 198 : 7-10
• 江崎功二郎・千木 容・八神徳彦・石田洋二・北村里外史・枷場英代・末野正俊・高田一郎・間明弘光 (2012) 塩素酸系除草剤によるモウソウチクの駆除. 林業と薬剤 201 : 14-19
• 藤井義久・重松敏則 (2008) 継続的な伐竹によるモウソウチクの再生力衰退とその他の植生の回復. ランドスケープ研究 71(5) : 529-534
• 藤井義久・重松敏則・西浦千春 (2005) 北部九州における竹林皆伐後の再生過程. ランドスケープ研究 68(5) : 689-692

タイトルに関連する用語 (2件)： 竹林 ,  駆除