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J-GLOBAL ID：201302248246202520   整理番号：13A0917239

神経栄養活性におけるPiper retrofractum(コショウ属)果実の構成成分の評価

Evaluation of Constituents of Piper retrofractum Fruits on Neurotrophic Activity

著者 (9件)： KUBO Miwa (Tokushima Bunri Univ., Tokushima, JPN) ,  ISHII Rina (Tokushima Bunri Univ., Tokushima, JPN) ,  ISHINO Yoichi (Tokushima Bunri Univ., Tokushima, JPN) ,  HARADA Kenichi (Tokushima Bunri Univ., Tokushima, JPN) ,  MATSUI Nobuaki (Tokushima Bunri Univ., Tokushima, JPN) ,  AKAGI Masaaki (Tokushima Bunri Univ., Tokushima, JPN) ,  KATO Eishin (Hosoda SHC Co., Ltd., Fukui, JPN) ,  HOSODA Shinya (Hosoda SHC Co., Ltd., Fukui, JPN) ,  FUKUYAMA Yoshiyasu (Tokushima Bunri Univ., Tokushima, JPN)
資料名： Journal of Natural Products  (Journal of Natural Products)
巻： 76  号： 4  ページ： 769-773  発行年： 2013年04月 
JST資料番号： C0012B  ISSN： 0163-3864  CODEN： JNPRDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： P. retrofractumからHPLCにより3種のエナミドを新規に単離した。ピペロジオン(1),(2E,12E)-ピペリトリド-カジエナミド(2),N-イソブチル-(2E,4E,10Z)-ヘキサデカ-2,4,10-トリエナミド(3)と命名し,既知化合物のピペリジン(4)と比較した。¹HNMR,¹³CNMR分析から,化合物1はジオキソインダンとピペリジン環を含む基本骨格が既知化合物4と類似していたが,C-2,C-5位がケトンだった。化合物2は,既知化合物ピペルカバミドBと類似構造,化合物3は直鎖状の化合物だった。化合物1はNGF存在下,PC12細胞の軸索成長を濃度依存的に促進した。化合物2~4に活性はなかった。

シソーラス用語： *コショウ属 ,  エナミン ,  *カルボアミド ,  形態形成 ,  成長 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  立体構造 ,  窒素複素環化合物 ,  *酸素複素環化合物 ,  PC12細胞 ,  芳香族縮合化合物 ,  *不飽和ケトン ,  *ジエン ,  *二次代謝産物 ,  共役ジエン ,  不飽和カルボン酸
準シソーラス用語： *Piper retrofractum ,  インドール誘導体 ,  エナミド ,  *ジオキソラン誘導体 ,  ピペリジン誘導体 ,  軸索成長

分類 (4件)： 微生物の生化学  (EG03020N) ,  脂肪族化合物一般  (CF03010X) ,  ジオキソール,オキサチオール,ジチオール  (CF07079K) ,  動植物,微生物のその他の産生物質  (CF10090R)

物質索引 (4件)： ピペリン ,  1-ピペリジノ-5-(1,3-ベンゾジオキソール-5-イル)ペンタン-1,2,5-トリオン ,  1-ピペリジノ-13-(1,3-ベンゾジオキソール-5-イル)トリデカ-2,12-ジエン-1-オン ,  (2E,10Z)-N-イソブチル-2,10-ヘキサデカジエン酸アミド

タイトルに関連する用語 (8件)： 神経 ,  栄養 ,  活性 ,  Piper ,  コショウ属 ,  果実 ,  構成成分 ,  評価