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J-GLOBAL ID:201302249019103490   整理番号:13A0622196

γ-アミノ酪酸(GABA)を高生産する乳酸菌の選抜と鶏肉発酵調味液のGABA富化

Selection of Lactic Acid Bacteria with High Gamma-Aminobutyric Acid Productivity and Their Application to Fermented Chicken Sauce
著者 (4件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 125-132  発行年: 2013年03月15日 
JST資料番号: F0895A  ISSN: 1341-027X  CODEN: NSKKEF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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GABAは,血圧降下作用やストレス緩和作用などの生理機能を有するタンパク質非構成アミノ酸である。本研究では,世界の発酵乳製品から分離した乳酸菌の中からGABA生産活性の高い菌株を選抜し,GABA生産活性に及ぼす諸要因について調べた。その結果,GABA高生産乳酸菌として,Lc.lactis subsp.lactis KM,Lc.lactis subsp.lactis DH1およびLb.brevis1056の3菌株を選抜した。中でも1056株は,GABA生産活性が非常に高く,初発培地pH4.0-8.0の広い範囲で安定してGABAを生産した。また,1056株は,基質となるグルタミン酸ナトリウムの濃度に依存して高くなるGABA生産性を示し,さらに,培養後比較的短時間で多量のGABAを生産することが明らかとなった。これらの特徴は,1056株がGABAを富化した機能性食品の開発に有用であることを示している。1056株で調製した鶏肉発酵調味液のGABA含量(1.51mg/mL)は,本菌株の食品利用への有用性をさらに支持するものであった。(著者抄録)
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分類 (3件):
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アミノ酸  ,  微生物代謝産物の生産  ,  調味料,香辛料 
引用文献 (21件):
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