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J-GLOBAL ID：201302251330457721   整理番号：13A1322266

骨の特徴と機能性におけるモデルメイラード化合物の効果

Effects of model Maillard compounds on bone characteristics and functionality

著者 (5件)： RONCERO-RAMOS Irene (CSIC, Granada, ESP) ,  DELGADO-ANDRADE Cristina (CSIC, Granada, ESP) ,  RUFIAN-HENARES Jose Angel (Universidad de Granada, Granada, ESP) ,  CARBALLO Jose (CSIC, Madrid, ESP) ,  NAVARRO M Pilar (CSIC, Granada, ESP)
資料名： Journal of the Science of Food and Agriculture  (Journal of the Science of Food and Agriculture)
巻： 93  号： 11  ページ： 2816-2821  発行年： 2013年08月30日 
JST資料番号： C0351A  ISSN： 0022-5142  CODEN： JSFAAE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 目的:骨粗鬆症は骨強度低下と骨量損失により骨がもろくなる病気である。高度糖化最終産物(AGEs)の骨への蓄積は骨粗鬆症リスクを高めることが分かっている。メイラード反応生成物(MRP)摂取は生体内でのAGEs蓄積を増加させため,本研究ではモデルメイラード化合物(MRP)摂取が骨の組成と特性に及ぼす影響を調べた。方法:グルコース-リジン150°C,90分間加熱(GL90)によりMRPを作成した。ラットへ30g/kgGL90含食餌を88日間摂取させ,食餌摂取量,体重を測定した。屠殺後,大腿骨,骨盤骨と脛骨を採取し,その組成と物理的および生化学的性質を分析した。結果:大腿骨の有機マトリックスおよび脛骨密度はMRP摂取後減少したが,ペントシジン含量は対照群の4倍以上に増加した。I型コラーゲン由来C-テロペプチド分解産物(β-CTX)上昇は骨再吸収増加および/または高代謝回転の状態を示唆した。結論:β-CTXで示されたようなMRPの骨への有害作用は骨の機械的強度を弱め,骨粗鬆症の原因となると考えられた。

シソーラス用語： Maillard反応 ,  *糖タンパク質 ,  *反応生成物 ,  モデル化合物 ,  ラット ,  雌性 ,  食餌効果 ,  大腿骨 ,  骨盤 ,  脛骨 ,  バイオマーカー ,  *骨代謝 ,  骨密度 ,  強度 ,  骨粗鬆症 ,  *骨 ,  褐変 ,  ヘキソース ,  アルドース ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  第一アミン
準シソーラス用語： *AGEs ,  *メイラード反応生成物 ,  骨強度 ,  骨代謝マーカー ,  骨盤骨

分類 (3件)： 食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  骨格系  (EJ10030R) ,  運動器系の基礎医学  (GG01020B)

物質索引 (3件)： グルコース ,  リジン ,  ペントシジン

タイトルに関連する用語 (1件)： 骨