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J-GLOBAL ID：201302254425369438   整理番号：13A1756318

携帯型分析計による米の品質測定のための基礎研究-近赤外分光法による米のタンパク質と水分の測定-

A Preliminary Study of Rice Quality Determination using a Portable Instrument-Protein and Moisture Content Determination of Rice using Near-Infrared Spectroscopy-

著者 (6件)： 夏賀元康 (山形大 農) ,  渡部美里 (山形大 農) ,  渡部美里 (山形おきたま農業協同組合) ,  川端匠 (山形大 農) ,  川端匠 (みやけ食品) ,  片平光彦 (山形大 農)
資料名： 農業機械学会誌  (Journal of the Japanese Society of Agricultural Machinery)
巻： 75  号： 6  ページ： 393-402  発行年： 2013年11月01日 
JST資料番号： G0975A  ISSN： 0285-2543  CODEN： NKIGA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 携帯型米品質分析計の基礎研究として,近赤外分光法による米の品質測定のサンプリングが不要なプローブ(測定部)を試作し,米表面と米袋状態で測定した場合での玄米と精米の水分とタンパク質の測定精度を検討した。試作したプローブにより,乾燥籾でどの程度の精度が得られるかについても検討した。その結果,米表面の測定は実用的な精度が得られ,新たな成分測定方法の可能性があると判断できた。さらに,米袋状態でもオープンと同等の精度が得られ,これによって米の検査段階や流通段階で米袋入りの状態である程度の精度を維持しながら測定できる可能性が示された。ただし,籾は玄米・精米より精度が劣ったため,プローブの改良が必要である。(著者抄録)

シソーラス用語： *米 ,  品質管理 ,  *品質検査 ,  *品質特性 ,  近赤外分光分析 ,  非破壊分析 ,  非接触測定 ,  *食品成分 ,  タンパク質 ,  含水量
準シソーラス用語： 近赤外分光法

分類 (1件)： 食品の品質  (FJ01040F)

引用文献 (13件)：

• Chikubu et al., 1996. Science of Rice (in Japanese) 2nd edition, Asakura Shoten, Tokyo, 18-32.
• Kushibuchi, K., 1996. Good Taste Rice vol.2 (in Japanese), Norin Suisan Gijutsu Joho Kyokai, Tokyo, 34.
• Inatsu, O., 1988. Studies on Improving the Eating Quality of Hokkaido Rice. Journal of Hokkaido Agricultural Experimental Station, 66.
• JIS Z8724 : 1983. Methods of measurement for light source color.
• Kawamura, S., Natsuga, M., Kouno, S., Itoh, K., 1996. Instrument analysis and sensory test for rice taste evaluation (in Japanese). Journal of the Japanese Society of Agricultural Machinery, 58 (4), 95-104.

タイトルに関連する用語 (9件)： 携帯型 ,  分析計 ,  米 ,  品質測定 ,  基礎 ,  研究 ,  近赤外分光法 ,  タンパク質 ,  水分