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J-GLOBAL ID:201302255726599419   整理番号:13A0243979

橙皮油由来のデカナール,リナロール,バレンセンおよびオクタナールの単離および生物学的活性

Isolation and Biological Activities of Decanal, Linalool, Valencene, and Octanal from Sweet Orange Oil
著者 (5件):
資料名:
巻: 77  号: 10/12  ページ: C1156-C1161  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: C0005A  ISSN: 0022-1147  CODEN: JFDSAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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冷却粉砕,冷却圧搾,湿式蒸留または臨界二酸化炭素液体抽出などで得られた橙皮油はそのフレーバーおよび芳香のために広く,食品,医薬品および化粧品産業で使用されており,またそれは100以上の化合物から構成されている複雑な化合物である。橙皮油の約95%を占めるリモネンはフレーバーには寄与していないし,熱および光に対しては比較的不安定で水に不溶である。他の少量のデカナール,リナロール,バレンセンおよびオクタナールなどが特徴的な柑橘系のフレーバーに寄与している。ここでは,橙皮油由来のデカナール,リナロール,バレンセンおよびオクタナールの単離および生物学的活性について検討した。実験の結果,橙皮油から分子蒸留およびカラムクロマトグラフィーを組み合わせて,生成物1(82.25%バレンセン),生成物2(73.36%デカナール),生成物3(78.12%オクタナール)および生成物4(90.61%)が単離された。この中で生成物1,2および4に抗酸化活性を有していたが,橙皮油より低活性であった。それらの抗微生物活性について5種類の微生物(Escherichia coli,Staphylococcus aureus,Saccharomyces cerevisiae,Penicillium citrinumおよびAspergillus niger)に対して行った。その結果,橙皮油,生成物2,生成物3および生成物4に抗菌性効果があった(P. citrinum以外)。バレンセンには抗菌効果がなかった。S. cerevisiaeが最も粗橙皮油に対して感受性が高かった。細胞毒性をHeLa細胞で調べたところ,すべての試験サンプルで有意な脂肪毒性が20μg/mLで検出された。
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分類 (2件):
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植物の生化学  ,  生化学的分析法 
物質索引 (4件):
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