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J-GLOBAL ID:201302260531845877   整理番号:13A1283238

ビタミンB-6および乳製品の高摂取量と緑茶および烏龍茶の低摂取量は,日本の若年女性の血清ホモシステインが低濃度であることに独立して相関がある

Higher intake of vitamin B-6 and dairy products and lower intake of green and oolong tea are independently associated with lower serum homocysteine concentration in young Japanese women
著者 (5件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 653-660  発行年: 2013年08月 
JST資料番号: E0636B  ISSN: 0271-5317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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変更可能な食事因子と血中ホモシステイン濃度との関係について,特に若者および非欧米集団において,ほとんど分かっていない。日本の若年女性のグループにおいて,栄養素や食品の摂取量が血清ホモシステイン濃度に関係があるという仮説を検討した。この断面調査には,18から22歳の日本人の栄養学の女子学生1050人が参加した。食事摂取量は有効な自己管理式の包括的食事履歴質問票を用いて評価した。空腹時血液サンプルを採取し,血清ホモシステイン濃度を測定した。調査年,地域,自治体レベル,喫煙の常習性,飲酒の常習性,栄養補助食品の使用,身体活動,ボディマス指数,エネルギー摂取量,および他の栄養素や食品の摂取量で調整を行った。非食事性の交絡因子で調整すると,すべてのビタミンB群(葉酸,ビタミンB-6,ビタミンB-12,およびリボフラビン)の摂取量はホモシステイン濃度と逆相関していた。しかし,ビタミンB-6だけは,他のビタミンB群でさらなる調整後に有意なままであった。海洋起源のn-3系多価不飽和脂肪酸の摂取は逆相関を示したが,これはビタミンB群の摂取とは無関係ではなかった。食品では,豆類,魚や貝,そして野菜がホモシステイン濃度に独立的に逆相関していたが,これらの相関は他の食品の摂取量で調整すると消失した。反対に,乳製品との逆相関と緑茶および烏龍茶との正相関は他の食品で調整しても変わらなかった。結論として,日本の若年女性のグループでは,ビタミンB-6および乳製品の高い摂取量と緑茶および烏龍茶の低い摂取量は,血清ホモシステイン濃度が低くなることそれぞれに独立して相関する。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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ビタミンB群  ,  乳製品  ,  アルカロイドし好飲料  ,  動物の代謝と栄養一般 
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