抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
昆虫や魚などが用いる単純なルールで群れを形成する群行動を,飛行船ロボットと地上移動ロボットを使用して2次元平面から3次元空間へと拡張した例を紹介する。単純なルールに基づき群れを形成することで,複雑かつ秩序ある作業を行うことを群知能と呼ぶ。魚は自分の周りに同心円状の反応領域を持っており,外側から接近・平行・回避領域となっている。それぞれの領域で接近,向きを揃える,反発といった行動をとる。こうした群知能をロボットへ適用し,同機判別機能を搭載した地上移動ロボットの開発を行った。また,飛行船ロボットと地上移動ロボットを使用し,高度変化による群行動の3次元化を実現した。さらに,局所相互作用による群行動の3次元化に向けたアプリケーションを構築した。