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J-GLOBAL ID:201302270883914459   整理番号:13A1700051

イボニシThais clavigeraのレチノイン酸受容体様蛋白質のクローニングと特性化

Cloning and characterization of the retinoic acid receptor-like protein in the rock shell, Thais clavigera
著者 (7件):
資料名:
巻: 142-143  ページ: 403-413  発行年: 2013年10月15日 
JST資料番号: B0823B  ISSN: 0166-445X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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レチノイドによって活性化される転写因子で腹足類にインポセックスを誘発するレチノイドX受容体(RXR)に対し,有機すず化合物は高い親和性を有する。しかし腹足類におけるRXR及びそれに関連する遺伝子の調節の分子機構は不明である。著者らはイボニシThais clavigeraのレチノイン酸受容体(RAR)様cDNA(TcRAR)を単離し,オールトランスレチノイン酸(ATRA)を用いてTcRAR蛋白質の転写活性化を調べた。しかしこの蛋白質によるリガンド依存的なトランス活性化は何も見出せなかった。レチノイン酸,レチノール及び有機すずを用いてGAL4-DNA結合ドメインと融合したTcRARリガンド結合ドメインの転写活性化も試験したが,やはりこれら化学物質による顕著な転写誘導は見出せなかった。TcRAR蛋白質とTcRXRアイソフォームとの相互作用を検討するためにほ乳類ツーハイブリッドアッセイを用い,TcRARはRXRアイソフォームと異種二量体を形成する可能性があることを示唆した。ドメイン交換したTcRARキメラ蛋白質(ヒトRARαのD-Fドメインと融合したTcRARのA/Bドメイン)の転写活性化も試験したところ,それはATRA依存的であることが分かった。これらの結果は,TcRARはレチノイン酸によっては活性化されないが,TcRXRアイソフォームと異種二量体を形成しうること示唆する。これらのデータは腹足類でRXRが機能するその機構の理解に寄与する。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物生理一般  ,  動物の生化学 

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