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J-GLOBAL ID:201302275643992233   整理番号:13A0897550

カイコガBombyx mori種およびヨトウSpodoptera frugiperda種に関してα-グルコシダーゼIIの分子クローニングと特性づけ

Molecular cloning and characterization of the α-glucosidase II from Bombyx mori and Spodoptera frugiperda
著者 (7件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 319-327  発行年: 2013年04月 
JST資料番号: D0873A  ISSN: 0965-1748  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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α-グルコシダーゼII(GII)はα-とβ-サブユニットを持つヘテロ二量体であり,N-グリコシル化や糖蛋白質の品質管理に関連する。クワ葉を摂取したカイコガ(Bombyx mori)はα-グルコシダーゼ阻害剤を蓄積するが,カイコガは阻害剤の影響を受けず,組換え蛋白質のN-グリコシル化は影響を受けない。カイコガのα-グルコシダーゼII(GII)はクワ葉のα-グルコシダーゼ阻害剤に不感受性であろうとの仮説を立てた。B.mori GIIサブユニット遺伝子の特性づけ,およびサブユニット蛋白質の特性づけを目的とした。そこでB.mori GII α-およびβ-サブユニット遺伝子を単離し,クワ葉を摂取しないSpodoptera frugiperda種のGII α-サブユニット遺伝子を単離し比較した。バキュロウイルス発現系によりGIIサブユニットの組換え蛋白質を作成し,酵素の特性を解析した。B.moriおよびS.frugiperdaの組換えGII α-サブユニットはp-ニトロフェニルα-d-グルコピラノシド(pNP-αGlc)を加水分解し,N-グリカンに不活性であった。pNP-αGlcの加水分解に対しB.mori GII β-サブユニットは不要であるが,N-グリカンの加水分解に対しB.mori GIIα-およびβ-サブユニット複合体を要した。予測の如くB.mori GII αサブユニット蛋白質はα-グルコシダーゼ阻害剤に不感受性であること,S.frugiperda GII α-サブユニット蛋白質より低不感受性であることを報告した。以上総合して,GIIの低感受性によりB.moriがクワ葉α-グルコシダーゼ阻害剤の毒性を克服できることを報告した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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酵素生理  ,  分子遺伝学一般 
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