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J-GLOBAL ID：201302283196175659   整理番号：13A0012329

モーションステレオ計測におけるカメラ振動に伴う対象物位置の信頼性

Reliability Analysis of Object Position Measured by Motion Stereo Considering Camera Vibration

著者 (6件)： 岡崎伸哉 (北海道立総合研究機構 工業試験場) ,  田中孝之 (北海道大学 大学院情報科学研究科) ,  金子俊一 (北海道大学 大学院情報科学研究科) ,  高氏秀則 (室蘭工業大学大学院工学研究科もの創造系領域) ,  高地伸夫 ((株)トプコン) ,  山田光晴 ((株)トプコン)
資料名： 電気学会論文誌 D  (IEEJ Transactions on Industry Applications)
巻： 132  号： 10  ページ： 942-950 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： X0451A  ISSN： 0913-6339  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： カメラ振動の抑制による計測誤差の除去ではなく,計測値のばらつき低減による高信頼性計測を目指す高信頼性ステレオ計測システムを構築するため,対象物位置の存在確率と信頼度の定義・検証を行った。モーションステレオシステムにおけるモーションステレオ計測の原理を説明し,カメラ振動より推定される計測誤差パラメータを用いて,対象物位置の存在確率を信頼度として定義した。単振動によるモーションステレオ計測への影響を実験により検証した。計測誤差モデルを用いた対象物位置の存在確率を算出し,実験から得られた対象物位置と一致することを確かめた。対象物位置の信頼度を導出し,カメラ振動パラメータおよびベースラインの変化により,信頼度が変化することを示した。

シソーラス用語： 動作分析 ,  物体認識 ,  *計測 ,  *カメラ ,  機械振動 ,  *位置決め ,  位置測定 ,  確率 ,  信頼度 ,  *ステレオ計測 ,  位置検出 ,  位置誤差 ,  度
準シソーラス用語： 位置識別 ,  位置予測

分類 (2件)： 幾何学的・力学的量の計測一般  (AD05010D) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (17件)：

• ULLAH, F. Tracking Looming and Receding Objects by Orientation Code Matching. The Journal of the Institute of Image Electronics Engineers of Japan. 2002, 31, 1, 94-102
• 松山隆司. 照明変化に頑健な背景差分. 信学論, D-II. 2001, J84, 10, 2201-2211
• 堂前幸康. 細線形状を持つケーブルに対するロバストモーションステレオ. ビジョン技術の実利用ワークショップ (viEW2007) 講演論文集. 2007, 265-266
• 川上克己. 中形トラクタの農作業時座席振動. 酪農学園大学紀要, 自然科学編. 2000, 25, 1, 25-30
• 西門秀人. 遺伝的アルゴリズムを用いたボケ画像の復元. 画電学. 2002, 31, 4, 566-574

タイトルに関連する用語 (2件)： ステレオ計測 ,  対象物