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J-GLOBAL ID：201302286164296933   整理番号：13A0084500

レーザ誘起ブレイクダウン分光によるコンクリート含有塩分計測 Cl発光強度のゲート遅延時間依存性

著者 (5件)： 木下翔太 (東京工大) ,  江藤修三 (電力中研) ,  堀田栄喜 (東京工大) ,  藤井隆 (東京工大) ,  藤井隆 (電力中研)
資料名： 電気学会プラズマ研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： PST-12  号： 119-120.122.124-133  ページ： 13-16  発行年： 2012年12月10日 
JST資料番号： Z0951A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： レーザ誘起ブレイクダウン分光(LIBS)を用いて,コンクリート構造物中の塩分濃度を測定し,Cl発光強度のゲート遅延時間依存性を調べた。LIBSを用いた遠隔計測においては,レーザエネルギー密度の低下が測定可能距離を制限する。測定におけるゲート遅延時間を最適化し,低いレーザエネルギーを用いた場合の測定感度の向上を試みた。レーザエネルギー10mJにおいて,バッファガスを用いずにCl発光強度の計測が可能であった。

シソーラス用語： *レーザ分光法 ,  塩分 ,  濃度測定 ,  塩素 ,  原子スペクトル ,  赤外発光スペクトル ,  時間 ,  *コンクリート ,  *構造物 ,  *コンクリート構造物
準シソーラス用語： レーザ誘起破壊分光法 ,  塩分濃度 ,  遅延時間

分類 (1件)： セメントの性質・分析  (YC05040F)

引用文献 (4件)：

• (1) K. Sugiyama, T. Fujii, T. Matsumura, Y. Shiogama, M. Yamaguchi, K. Nemoto,“Detection of chlorine with concentration of 0.18 kg/m³ in concrete by laser-induced breakdown spectroscopy,”Appl. Opt. Vol. 49, No. 13, C181-C190 (2010).
• (2) G. Wilsch, F. Weritz, D. Schaurich, H. Wiggenhauser,“Determination of chloride content in concrete structures with laser-induced breakdown spectroscopy,”Construct. Build. Mater. Vol. 19, 724-730 (2005).
• (3) T. Fujii, K. Sugiyama, T. Matsumura, K. Nemoto,“Measurement of Salt Concentration in Concrete by Laser Induced Breakdown Spectroscopy (II)− Performance evaluation of Cl concentration measurement using concrete core sample− ,”CRIEPI Report, No.H08012 (2009). (in Japanese)
• (4) H. R. Griem:“Spectral Line Broadening by Plasma”, Academic, New York (1984)

タイトルに関連する用語 (9件)： レーザ誘起 ,  分光 ,  コンクリート ,  塩分 ,  計測 ,  Cl ,  発光強度 ,  ゲート遅延 ,  時間依存性