文献
J-GLOBAL ID:201302290618241621   整理番号:13A1740314

若い太陽からの恒星風の飽和

Saturation of Stellar Winds from Young Suns
著者 (11件):
資料名:
巻: 65  号:ページ: 98.1-98.21  発行年: 2013年10月25日 
JST資料番号: G0279A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
広範囲の活動レベルを有する太陽型主系列星からの恒星風を通じた質量損失を調べた。広範囲の光球からの入力Poyntingフラックスを用いてAlfven波駆動恒星風に対する前方型磁気流体力学的数値実験を行った。恒星光球での磁場強度と乱流速度を最近の太陽レベルから増大させたとき,質量損失率はAlfven波の反射に起因して最初は急速に増大する。表面金属はAlfven波に随伴した磁気圧により持ち上げられ,低温濃密な彩層は断続的に恒星半径の10%~20%に広がる。濃密な大気は放射損失を促進させ,結果的に恒星表面からの入力Poyntingエネルギーのほとんどは放射により拡散する。その結果,恒星風の運動エネルギーのための十分なエネルギー残らない。Wood達が観測[Apj,574,412(2002);Apj,628,L143(2005)]したように恒星風は非常に活動的な恒星で飽和する。飽和レベルはBr,0f0と確実に相関する。Br,0とf0はそれぞれ光球での開いたフラックス管の磁場強度と充填因子を表す。Br,0f0が5G以上と相対的に大きいならば,質量損失率は1000倍程度に大きくなることができる。このような強い質量損失が約10億年間続くならば,恒星質量自体が影響され,暗い若い太陽のパラドックスに対する解になれると考えられる。本稿のシミュレーションのエネルギー論的考察から質量損失率を評価するReimers型スケーリング関係式を導出した。観測された太陽型恒星からのX線フラックスの時間発展と組み合わせることにより,シミュレーションの質量損失率の時間発展としてdM/dt∝t-1.23を導出した。この結果はWood達(2005)のdM/dt∝t-2.33±0.55より浅い。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
恒星 
引用文献 (106件):
  • Aarnio, A. N., Matt, S. P., & Stassun, K. G. 2012, ApJ, 760, 9
  • Alazraki, G., & Couturier, P. 1971, A&A, 13, 380
  • Anderson, L. S., & Athay, R. G. 1989, ApJ, 336, 1089
  • Axford, W. I., & McKenzie, J. F. 1997, in Cosmic Winds and the Heliosphere, ed. J. R. Jokipii et al. (Tuson, AZ: University of Arizona Press), 31
  • Ayres, T. R. 1997, J. Geophys. Res., 102, 1641
もっと見る
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る