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J-GLOBAL ID：201302293942113503   整理番号：13A0322366

ホエー蛋白質エマルション膜の物理的性質に及ぼす凍結の影響

Effect of freezing on physical properties of whey protein emulsion films

著者 (5件)： SOAZO M. (Grupo de Ingenieria de Alimentos y Biotecnologia, Instituto de Desarrollo Tecnologico para la Industria Quimica ...) ,  SOAZO M. (Facultad de Ciencias Bioquimicas y Farmaceuticas, Universidad Nacional de Rosario (UNR) & Instituto de Quimica ...) ,  PEREZ L.m. (Facultad de Ciencias Bioquimicas y Farmaceuticas, Universidad Nacional de Rosario (UNR) & Instituto de Quimica ...) ,  RUBIOLO A.c. (Grupo de Ingenieria de Alimentos y Biotecnologia, Instituto de Desarrollo Tecnologico para la Industria Quimica ...) ,  VERDINI R.a. (Facultad de Ciencias Bioquimicas y Farmaceuticas, Universidad Nacional de Rosario (UNR) & Instituto de Quimica ...)
資料名： Food Hydrocolloids  (Food Hydrocolloids)
巻： 31  号： 2  ページ： 256-263  発行年： 2013年06月 
JST資料番号： E0877B  ISSN： 0268-005X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この研究の目的は,各種濃度の蜜蝋を含み,5°Cで乾燥されたホエー蛋白質エマルション膜の物理的性質に及ぼす,冷凍プロセスの影響を研究することである。厚さ,微細構造,透湿性,溶解度,水中での収着等温性と機械的性質を,対照群と凍結した膜で測定した。冷凍しても膜の破れや貫通は起こさなかったが,蜜蝋を含む膜では凍結の後に脂質の外観に変化があった。40%の蜜蝋を含む膜だけは,凍結後に透湿性が有意に増えた。冷凍プロセスの違いは,膜の水中溶解度には影響しなかったが,平衡含水率でわずかな差を示した。冷凍プロセスは,破壊試験で蜜蝋を含まない膜で穿刺力と変形量を増加したが,蜜蝋を含む膜ではそれらのパラメータに影響しなかった。引張試験では,凍結は引張り強度と弾性係数を低下させたが,伸びには影響を与えなかった。膜形成と処理(対照と凍結膜)に応じて分類し,適切な凝縮を使って主成分分析を行った。その結果,分類するサンプルと測定されるパラメータの関係性は,主成分分析であきらかになった。結論として,ホエー蛋白質エマルション膜は,冷凍プロセス(凍結,冷凍貯蔵と解凍)に耐性があり,冷凍食品の品質を保持する適切な代替法である可能性を示した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ホエータンパク質 ,  *乳濁液 ,  *物理的性質 ,  凍結 ,  蜜蝋 ,  乾燥 ,  微細構造 ,  透湿性 ,  溶解度 ,  収着 ,  含水量 ,  破壊試験 ,  変形 ,  引張試験 ,  弾性係数 ,  主成分分析 ,  生物膜
準シソーラス用語： 平衡含水率

分類 (3件)： 乳製品  (FJ12023U) ,  食品蛋白質  (FJ09020N) ,  高分子溶液の物理的性質  (CG02013S)

タイトルに関連する用語 (4件)： ホエー蛋白質 ,  エマルション ,  物理的性質 ,  凍結