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J-GLOBAL ID:201302296053205101   整理番号:13A0238189

共鳴エネルギー移動に基づいたペリプラズム結合蛋白質バイオセンサにおける蛍光を対象にした生物ルミネセンス置換の利点

Advantages of substituting bioluminescence for fluorescence in a resonance energy transfer-based periplasmic binding protein biosensor
著者 (4件):
資料名:
巻: 41  ページ: 459-464  発行年: 2013年03月15日 
JST資料番号: D0173C  ISSN: 0956-5663  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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N末端で緑色蛍光蛋白質(GFP2)をC端でRenillaルシフェラーゼ変異体(RLuc2)を隣接させたマルトース結合蛋白質(MBP)から構成する遺伝子的にコードしたマルトースバイオセンサを作製した。この生物ルミネセンスエネルギー移動2(BRET2)系は,当量の蛍光共鳴エネルギー移動(FRET)バイオセンサでの10%増加に比べて,マルトース結合に対してBRET比において30%の増加を示した。BRET2は,FRETよりもMBPのN末端及びC末端の既知分離へのフェルスター距離に良く一致した。本センサは,マルトースとマルトトリオースに応答し,この応答は,BRET2タグのMBP蛋白質における単一点変異導入によって完全に消滅した。BRET2系の半値最大効果濃度(EC50)は,FRETベースのバイオセンサに対してEC50が2.3μMであり0.3μM~21.1μMの直線的応答範囲に比べてマルトースに対して0.37μMであり,10nMから3.16μMマルトースの殆んど3桁の対数範囲で直線性を示した。本バイオセンサでのビール試料中のマルトース濃度は,市販のELISA法と一致したが,より迅速でより正確であったことから,実試料への応用の可能性を示した。類似のBRET2ベースのエネルギー変換スキーム手法は,「venus-fly-trap」機構を有する他の結合蛋白質への適用可能である。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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分析機器  ,  バイオアッセイ 

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