特許
J-GLOBAL ID:201303004173052352

制震構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  佐伯 義文 ,  川渕 健一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-182526
公開番号(公開出願番号):特開2013-044155
出願日: 2011年08月24日
公開日(公表日): 2013年03月04日
要約:
【課題】一構面内に複数のダンパーを2段にわたって設置する場合において、各ダンパーを効率的に作動させ得る有効適切な制震構造を提供する。【解決手段】構面内にV形ないしΛ形のブレース3を設け、第1のダンパーをその軸線がブレースの頂点Oを通る状態で接合部材4に対して接続する。第2のダンパーを接合部材に対してブレースの頂点の位置で鉛直面内において相対回転可能にピン接合するとともに、構面に対して面内水平方向にスライド可能かつ鉛直方向に変位不能に支持して設置する。第1のダンパーをオイルダンパー7aとし、第2のダンパーを慣性質量ダンパー7bとしてそれに付加ばね8を直列にかつ鉛直面内において相対回転可能にピン接続する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
建物における柱と梁とにより構成される構面内にダンパーを設置して、前記構面に生じる層間変形をブレースおよび接合部材を介して前記ダンパーに伝達して制震効果を得る制震構造であって、 前記ダンパーとして第1のダンパーと第2のダンパーとを上下2段に配置して、前記第1のダンパーおよび前記第2のダンパーをそれぞれ前記接合部材と前記構面との間に介装してなり、 前記ブレースを一対2本のブレース部材をV形ないしΛ形に組み合わせてそれらブレース部材の軸線の交差点を仮想の頂点とするV型ないしΛ形のブレースとして構成して、前記接合部材を前記ブレース部材の交差部に対して一体に接合し、 前記第1のダンパーをその軸線が前記ブレースの頂点を通る状態で前記接合部材に対して接続し、 前記第2のダンパーを前記接合部材に対して前記頂点の位置で鉛直面内において相対回転可能にピン接合するとともに、該第2のダンパーを前記構面に対して面内水平方向にスライド可能かつ鉛直方向に変位不能に支持した状態で、該第2のダンパーを前記接合部材と前記構面との間に介装してなることを特徴とする制震構造。
IPC (3件):
E04H 9/02 ,  F16F 15/02 ,  F16F 15/023
FI (3件):
E04H9/02 311 ,  F16F15/02 C ,  F16F15/023 Z
Fターム (16件):
2E139AA01 ,  2E139AC19 ,  2E139AC33 ,  2E139BA12 ,  2E139BA30 ,  2E139BA50 ,  2E139BB02 ,  2E139BB36 ,  2E139BC01 ,  2E139BD16 ,  2E139BD22 ,  3J048AA06 ,  3J048AD07 ,  3J048BE03 ,  3J048BF01 ,  3J048EA38
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 建築物の制振構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-159399   出願人:株式会社大林組
  • 制振装置およびその組み込み構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-282301   出願人:日本精工株式会社, 清水建設株式会社
  • 制振構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-331611   出願人:清水建設株式会社

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