特許
J-GLOBAL ID:201303006971259325

無線通信装置、イメージ成分分離方法及びインバランス補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 橋爪 健 ,  菊地 公一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-225985
公開番号(公開出願番号):特開2013-090003
出願日: 2011年10月13日
公開日(公表日): 2013年05月13日
要約:
【課題】直交変調器および直交復調器を備える無線通信装置において、最小限の機能の追加で直交変調時と直交復調時に発生するイメージ成分をそれぞれ独立に検出する。【解決手段】送受信でローカル信号周波数をずらし、その差分と装置の補正に使用する試験信号の周波数を適切に組み合わせる。実装する試験信号発生回路より、I成分とQ成分が同振幅で90度位相のずれた正弦波を出力し、直交変調器にて送信ローカル信号で直交変調を行う。その出力を受信系に折り返して直交復調器に入力し、受信ローカル信号で直交復調することにより、試験信号、送受信イメージ成分を異なる周波数成分として復調する。そして、復調後の信号からN点-FFTで送信イメージ成分と受信イメージ成分を検出する。また、その測定結果から導出した補正係数を、信号に乗算する等の補正処理によりIQインバランスを補正する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
送信ベースバンド信号を変調して出力し、入力される受信信号を復調する無線通信装置において試験信号のイメージ成分を分離して検出する前記無線通信装置であって、 入力される試験信号及び送信ベースバンド信号を、送信ローカル信号を用いて変調し、変調信号を出力する直交変調器と 該変調信号及び受信信号を、送信ローカル信号を用いて復調し、復調信号を出力する直交復調器と 試験信号を出力する試験信号出力部と、 前記直交変調器に送信ローカル信号を出力する送信ローカル信号発生部と、 前記直交変調器に受信ローカル信号を出力する受信ローカル信号発生部と、 前記直交変調器からの変調信号を外部に出力するか、自装置内の前記直交復調器に入力するかを切り替える折り返し部と、 復調された試験信号の所定の周波数成分を検出する検出部と を備え、 前記試験信号出力部から出力される試験信号の周波数が、自無線通信装置のサンプリング周波数Fsに対してFs/m(mは整数)に設定され、 前記受信ローカル信号発生部から出力される受信ローカル信号の周波数が、前記送信ローカル信号発生部から出力される送信ローカル信号の周波数ωLOに対して、ωLO-Fs/n(nは整数)に設定され、 前記整数m及びnは、以下の条件式を満たす値に設定される前記無線通信装置。
IPC (7件):
H04L 27/36 ,  H04L 27/38 ,  H04L 27/22 ,  H04L 27/20 ,  H04B 1/40 ,  H04B 1/30 ,  H04B 1/10
FI (7件):
H04L27/00 F ,  H04L27/00 G ,  H04L27/22 Z ,  H04L27/20 Z ,  H04B1/40 ,  H04B1/30 ,  H04B1/10 Z
Fターム (21件):
5K004FD01 ,  5K004FD03 ,  5K004FD04 ,  5K004JD01 ,  5K004JD03 ,  5K004JD04 ,  5K004JG00 ,  5K011DA03 ,  5K011DA06 ,  5K011DA15 ,  5K011DA27 ,  5K011EA03 ,  5K011JA01 ,  5K011KA04 ,  5K052AA01 ,  5K052BB01 ,  5K052DD16 ,  5K052EE25 ,  5K052EE26 ,  5K052FF32 ,  5K052GG02
引用特許:
審査官引用 (5件)
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