特許
J-GLOBAL ID:201303007460619745

被覆切削工具インサート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 青木 篤 ,  石田 敬 ,  古賀 哲次 ,  亀松 宏 ,  中村 朝幸 ,  永坂 友康
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-113427
公開番号(公開出願番号):特開2013-163264
出願日: 2013年05月29日
公開日(公表日): 2013年08月22日
要約:
【課題】本発明は、10〜300MPaの低引張応力を備えたTiCxNy層と、原子間力顕微鏡技法によって測定したときに0.1μm以下の高表面平滑度を備えたαAl2O3層と、を有する化学蒸着法で被覆した切削工具インサートに関する。【解決手段】この化学蒸着法で被覆した切削工具インサートは、F80の粒のAl2O3から成るスラリーを有する第一の集中湿潤ブラスト処理、引き続いてF320の粒のAl2O3から成るスラリーを有する第二のブラスト処理を、被膜を処理することによって得られる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
超硬合金、サーメットまたはセラミックの被覆切削工具インサートが、少なくとも一つのすくい面及び少なくとも一つの逃げ面を有する多角形または円形の形状のボディより成り、且つ前記被覆切削工具インサートが、TiCxNyの少なくとも1層と、少なくともすくい面では外側層であるαAl2O3層を含む2〜10μmの厚みの被膜で少なくとも部分的に被覆された切削工具インサートであって、 少なくとも一つの前記すくい面上だけにおいて、 -前記TiCxNy層が、1〜8μmの厚み、及び10〜300MPaの引張応力レベルを有し、 -1〜5μmの厚みを有する前記αAl2O3層が、すくい面上で切刃線に沿う頂部層であり、I(012)/I(024)≧1.5のX線回折強度比と、原子間力顕微鏡技術によって10×10μm2の領域を10箇所無作為に選択して測定したときの粗さ度Raの平均値がMRa<0.1μmとを有する最外層であり、 少なくとも一つの逃げ面上において、 -前記TiCxNy層が、600〜1000MPaの範囲の引張応力レベルを有し、且つ -前記αAl2O3層が、I(012)/I(024)<1.5のX線回折強度比を有することを特徴とする被覆切削工具インサート。
IPC (3件):
B23B 27/14 ,  B23C 5/16 ,  B23B 51/00
FI (3件):
B23B27/14 A ,  B23C5/16 ,  B23B51/00 J
Fターム (7件):
3C037CC02 ,  3C046FF03 ,  3C046FF04 ,  3C046FF05 ,  3C046FF10 ,  3C046FF13 ,  3C046FF16
引用特許:
審査官引用 (7件)
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