特許
J-GLOBAL ID:201303008462692004

溶銑の予備処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 井上 茂 ,  森 和弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-063429
公開番号(公開出願番号):特開2013-227664
出願日: 2013年03月26日
公開日(公表日): 2013年11月07日
要約:
【課題】 1つの転炉型精錬炉を用いて溶銑の脱珪処理と脱燐処理とを、途中の排滓工程を挟んで連続して行う溶銑の予備処理方法において、脱珪処理時の復燐反応を防止し、コスト面及び品質面から十分な脱燐処理を行うことを可能とする予備処理方法を提供する。【解決手段】 転炉型精錬炉1内の溶銑5に上吹きランス2から酸素源を供給して溶銑を脱珪処理する脱珪処理工程と、該脱珪処理工程で生成したスラグ6の少なくとも一部を前記転炉型精錬炉から排滓する排滓工程と、該排滓工程後、前記転炉型精錬炉内にCaO系媒溶剤を添加し、前記上吹きランスから酸素源を供給して残留させた溶銑を脱燐処理する脱燐処理工程と、を有する溶銑の予備処理方法であって、前記脱珪処理工程における炉内スラグの組成がSiO2の飽和領域にならないように、炉内スラグの塩基度([質量%CaO]/[質量%SiO2])を溶銑温度及びスラグ中鉄酸化物濃度に応じて調整する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
転炉型精錬炉内の溶銑に上吹きランスから酸素源を供給して溶銑を脱珪処理する脱珪処理工程と、該脱珪処理工程で生成したスラグの少なくとも一部を前記転炉型精錬炉から排滓する排滓工程と、該排滓工程後、前記転炉型精錬炉内にCaO系媒溶剤を添加し、前記上吹きランスから酸素源を供給して残留させた溶銑を脱燐処理する脱燐処理工程と、を有する溶銑の予備処理方法であって、 前記脱珪処理工程における炉内スラグの組成がSiO2の飽和領域にならないように、炉内スラグの塩基度([質量%CaO]/[質量%SiO2])を溶銑温度及びスラグ中鉄酸化物濃度に応じて調整することを特徴とする、溶銑の予備処理方法。
IPC (4件):
C21C 1/04 ,  C21C 1/02 ,  C21C 5/36 ,  C21C 5/28
FI (4件):
C21C1/04 101 ,  C21C1/02 110 ,  C21C5/36 ,  C21C5/28 H
Fターム (31件):
4K014AA01 ,  4K014AA03 ,  4K014AB03 ,  4K014AC03 ,  4K014AC11 ,  4K014AE01 ,  4K070AB01 ,  4K070AB02 ,  4K070AB06 ,  4K070AB11 ,  4K070AB13 ,  4K070AC02 ,  4K070AC03 ,  4K070AC14 ,  4K070BA07 ,  4K070BA12 ,  4K070BB02 ,  4K070BC01 ,  4K070BC02 ,  4K070BC06 ,  4K070BC11 ,  4K070BD09 ,  4K070BD10 ,  4K070BD12 ,  4K070BD18 ,  4K070EA01 ,  4K070EA02 ,  4K070EA03 ,  4K070EA04 ,  4K070EA07 ,  4K070EA10
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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