特許
J-GLOBAL ID:201303011827871389

車両用制振制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 後藤 政喜 ,  三田 康成 ,  飯田 雅昭 ,  野末 貴弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-094717
公開番号(公開出願番号):特開2013-223374
出願日: 2012年04月18日
公開日(公表日): 2013年10月28日
要約:
【課題】トルク指令値を規範応答と一致させつつ、外乱に対する制振効果を向上させる。【解決手段】制御ブロック21は、モータトルク指令値を入力し、予めモデル化された車両の伝達特性を用いて第1のトルク目標値を算出する。制御ブロック34は、車両へのトルク入力とモータ角速度の伝達特性のモデルGp(s)および車両の捻り振動周波数近傍の周波数を中心周波数とするバンドパスフィルタH(s)で構成されるモデルH(s)/Gp(s)なる特性を有するフィルタを有し、車両状態量の検出値と車両状態量の推定値との偏差を入力して、第2のトルク目標値を算出する。制御ブロック31は、制御系の持つ遅れ要素に応じた遅れ処理を行う制御ブロック32において遅れ処理が行われた第1のトルク目標値、および第2のトルク目標値に基づいて、車両状態量を推定する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
車両情報に基づいてモータトルク指令値を設定し、駆動輪につながるモータのトルクを制御する機能を有する車両の制振制御装置において、 モータトルク指令値を入力し、予めモデル化された車両の伝達特性を用いて第1のトルク目標値を算出する第1のトルク目標値算出手段と、 制御系の持つ遅れ要素に応じた遅れ処理を行う遅れ処理手段と、 車両状態量を検出する車両状態量検出手段と、 車両状態量を推定する車両状態量推定手段と、 車両へのトルク入力とモータ角速度の伝達特性のモデルGp(s)および車両の捻り振動周波数近傍の周波数を中心周波数とするバンドパスフィルタH(s)で構成されるモデルH(s)/Gp(s)なる特性を有するフィルタを有し、前記車両状態量の検出値と前記車両状態量の推定値との偏差を入力して、第2のトルク目標値を算出する第2のトルク目標値算出手段と、 前記第1のトルク目標値と前記第2のトルク目標値とを加算して得られる最終トルク目標値に従ってモータトルクを制御するモータトルク制御手段と、 を備え、 前記車両状態量推定手段は、前記遅れ処理が行われた前記第1のトルク目標値、および前記第2のトルク目標値に基づいて、前記車両状態量を推定する、 ことを特徴とする車両用制振制御装置。
IPC (2件):
H02P 29/00 ,  B60L 15/20
FI (3件):
H02P5/00 X ,  H02P5/00 K ,  B60L15/20 J
Fターム (18件):
5H125AA01 ,  5H125BA00 ,  5H125BB00 ,  5H125CA01 ,  5H125CA11 ,  5H125EE08 ,  5H125EE42 ,  5H501AA20 ,  5H501BB05 ,  5H501CC04 ,  5H501DD01 ,  5H501FF02 ,  5H501FF04 ,  5H501GG05 ,  5H501JJ04 ,  5H501JJ26 ,  5H501LL01 ,  5H501LL22
引用特許:
審査官引用 (7件)
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