特許
J-GLOBAL ID:201303012593973332

内燃機関のオイルセパレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小林 博通 ,  富岡 潔 ,  橋本 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-128565
公開番号(公開出願番号):特開2012-255372
出願日: 2011年06月08日
公開日(公表日): 2012年12月27日
要約:
【課題】衝突板32に集まった油滴がセパレータ室23底面に滴下するときに、開口部33を流れるブローバイガスによって再飛散し、外部に持ち出される。【解決手段】シリンダヘッドカバー7内に設けられるオイルセパレータ1は、ブローバイガス入口24とブローバイガス出口25との間に、小孔30が貫通した隔壁27を有し、隣接した衝突板32にブローバイガスが高速で衝突することでオイルミストが分離される。衝突板32の開口部33に隣接して衝突板32の下流側に起立壁41,42,43が設けられている。起立壁41,42,43は、衝突板32からの距離に正比例した高さをそれぞれ有する。開口部33において再飛散したオイルミストは、起立壁41,42,43によって再捕捉されるので、オイルセパレータ1全体としての捕捉効率が向上する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
内燃機関のシリンダヘッドカバー内に設けられ、該シリンダヘッドカバーを通して外部に取り出されるブローバイガスからオイルミストを分離するオイルセパレータであって、 一端部にブローバイガス入口を有するとともに他端にブローバイガス出口を有するセパレータ室と、 上記セパレータ室内を上記ブローバイガス入口側の入口室と上記ブローバイガス出口側の出口室とに仕切るように設けられ、かつ複数の小孔が貫通形成された隔壁と、 上記小孔に対向するように上記隔壁に隣接して上記出口室内に設けられた衝突板と、 この衝突板の幅の一部ないし全体に亘って、該衝突板の下端と上記セパレータ室底面との間にスリット状に設けられた開口部と、 分離したオイルを上記セパレータ室底面から内燃機関の動弁室内に排出するドレン部と、 上記開口部に隣接して上記衝突板の下流側に配置され、上記セパレータ室底面から上記衝突板と平行に立ち上がった起立壁と、 上記セパレータ室底面に沿ったオイルの流れを許容するように、上記セパレータ室底面に沿って上記起立壁の一部に設けられた切欠部と、 を備えてなる内燃機関のオイルセパレータ。
IPC (2件):
F01M 13/04 ,  F02F 7/00
FI (2件):
F01M13/04 E ,  F02F7/00 P
Fターム (12件):
3G015AA07 ,  3G015BE06 ,  3G015BE11 ,  3G015BE13 ,  3G015BE15 ,  3G015BF07 ,  3G015CA05 ,  3G024AA72 ,  3G024BA06 ,  3G024BA24 ,  3G024FA08 ,  3G024HA13
引用特許:
審査官引用 (6件)
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