特許
J-GLOBAL ID:201303014399756021

液体噴射装置、医療機器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 上柳 雅誉 ,  須澤 修 ,  宮坂 一彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-202801
公開番号(公開出願番号):特開2013-063544
出願日: 2011年09月16日
公開日(公表日): 2013年04月11日
要約:
【課題】圧電素子に駆動信号を印加して液体を噴射する液体噴射装置を高い電力効率で動作させる。【解決手段】圧電素子に印加する駆動信号を、D級増幅器を用いて生成する。デジタル電力増幅器では、プッシュ・プル接続された二つのスイッチ素子を、変調信号のデューティー比、変調信号に変調する前の駆動波形信号の電圧、あるいは駆動信号の電圧の何れかに応じたデッドタイムで駆動する。こうすれば、二つのスイッチ素子の寄生容量での電荷の回生および充電が完了した後に、スイッチ素子をONに切り換えることができる。その結果、ONにしようするスイッチ素子の寄生容量に蓄えられた電荷が、ONにしたスイッチ素子を流れて電力損失が発生することを回避することができるので、高い電力効率で駆動信号を生成して圧電素子を駆動することが可能となる。【選択図】図15
請求項(抜粋):
圧電素子に駆動信号を印加して液体室の液体を加圧することによって、該液体を噴射する液体噴射装置において、 前記駆動信号の基準となる駆動波形信号を発生する駆動波形信号発生回路と、 前記駆動波形信号をパルス変調して、高電圧状態と低電圧状態とを繰り返す変調信号を生成する変調回路と、 該変調信号を電力増幅して電力増幅変調信号を生成するデジタル電力増幅器と、 前記電力増幅変調信号を平滑化することによって前記駆動信号を生成する平滑フィルターと、 を備え、 前記デジタル電力増幅器は、 第1の電圧発生源と、 前記第1の電圧発生源と直列接続される第1のスイッチ素子と、 前記第1のスイッチ素子と直列接続される第2のスイッチ素子と、 前記第2のスイッチ素子と直列接続され、前記第1の電圧発生源よりも低い電圧を発生させる第2の電圧発生源と、 前記第1のスイッチ素子に対して並列に設けられ、且つ、カソード側が前記第1の電圧発生源に接続された第1のダイオードと、 前記第2のスイッチ素子に対して並列に設けられ、且つ、アノード側が前記第2の電圧発生源に接続された第2のダイオードと、 を備え、 前記デジタル電力増幅器は、前記変調信号が前記高電圧状態となる時間比率であるデューティー比、前記駆動波形信号の電圧、あるいは前記駆動信号の電圧の何れかに応じて決定されたデッドタイムで、前記第1のスイッチ素子および前記第2のスイッチ素子を駆動する ことを特徴とする液体噴射装置。
IPC (3件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B05C 5/00
FI (2件):
B41J3/04 103A ,  B05C5/00 101
Fターム (8件):
2C057AF51 ,  2C057AR16 ,  2C057BA04 ,  2C057BA14 ,  4F041AA01 ,  4F041AB01 ,  4F041BA10 ,  4F041BA34
引用特許:
審査官引用 (5件)
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