特許
J-GLOBAL ID:201303019806636267
キャリブレーション良否判定装置及び方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
正林 真之
, 林 一好
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-101392
公開番号(公開出願番号):特開2013-228318
出願日: 2012年04月26日
公開日(公表日): 2013年11月07日
要約:
【課題】移動体の横速度や横滑り角を高精度に計測する計測装置のキャリブレーション工程において、キャリブレーションが正常に完了したことを判別するキャリブレーション良否判定装置及び方法を提供すること。【解決手段】キャリブレーション良否判定装置30は、GPSの第1のアンテナ及び第2のアンテナとモーションセンサ20とが所定の距離を置いて配置され、キャリブレーションを行い、キャリブレーション開始時の進行方向を算出し、移動体の速度のうち水平方向の速度を方位ごとに積算し、方位ごとの相対距離を算出し、算出した方位ごとの相対距離を、キャリブレーション開始時の方向を基準とした座標系の距離に変換し、変換した距離のうち、進行方向の距離が所定の距離に達した場合に、進行方向に直交する方向の距離によって示される横ぶれ量が閾値以下か否かを判定し、キャリブレーションの成功か否かを報知する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
移動体の進行方向の軸線上に、GPS衛星から出力される信号を受信する第1のアンテナと第2のアンテナとが所定の距離を置いて配置され、配置された前記第1のアンテナと前記第2のアンテナとの配置ずれを補正するためのキャリブレーションを行い、判定するキャリブレーション良否判定装置であって、
前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナにより受信した信号に基づいてそれぞれのアンテナ地点における搬送波位相を計測し、計測した搬送波位相に基づいて、前記第1のアンテナと前記第2のアンテナの相対位置を算出する相対位置算出部と、
前記相対位置算出部により算出した相対位置に基づいて、前記移動体の絶対姿勢角を計測する姿勢角計測部と、
前記キャリブレーションにより、前記姿勢角計測部で計測した絶対姿勢角と、前記移動体の進行方向とのずれ量を計算し、当該ずれ量に基づいて前記絶対姿勢角を調整するキャリブレーション部と、
前記キャリブレーション中に、前記第1のアンテナにより受信したGPS衛星からの信号と、前記第1のアンテナから所定の距離を置いて配置されているモーションセンサにより計測された3軸方向の加速度及び角速度とに基づいて、前記移動体の速度を計測する移動体高精度速度計測部と、
前記移動体高精度速度計測部により計測されたキャリブレーション開始時の速度から、キャリブレーション開始時の進行方向を算出する方位算出部と、
前記移動体高精度速度計測部により算出された前記移動体の速度のうち水平方向の速度を方位ごとに積算し、東西南北方向の相対距離を算出する東西南北方向距離算出部と、
前記東西南北方向距離算出部によって算出された方位ごとの相対距離を、前記方位算出部により算出されたキャリブレーション開始時の方向を基準とした座標系の距離に変換する座標変換演算部と、
前記座標変換演算部により変換された距離のうち、キャリブレーション開始時の進行方向の距離が所定の距離に達した場合に、キャリブレーション開始時の進行方向に直交する方向の距離によって示される横ぶれ量が閾値以下か否かを判定するキャリブレーション判定部と、
を備えるキャリブレーション良否判定装置。
IPC (3件):
G01S 19/54
, G01S 19/52
, G01C 21/28
FI (3件):
G01S19/54
, G01S19/52
, G01C21/00 D
Fターム (18件):
2F129AA03
, 2F129BB03
, 2F129BB23
, 2F129BB24
, 2F129BB25
, 2F129BB27
, 2F129BB28
, 2F129BB29
, 2F129BB33
, 5J062AA09
, 5J062AA11
, 5J062BB01
, 5J062CC07
, 5J062DD23
, 5J062EE03
, 5J062FF01
, 5J062FF04
, 5J062GG02
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (8件)
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