特許
J-GLOBAL ID:201303023734979331

断熱材及びこれを用いた樹脂成形用金型

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 祐司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-197056
公開番号(公開出願番号):特開2013-067168
出願日: 2012年09月07日
公開日(公表日): 2013年04月18日
要約:
【課題】高温の樹脂の初期冷却を遅延化するに優れた効果を有し、大型で精密構造の樹脂部品、フィルムやプレートの製造が容易な樹脂精密成形用金型に好適に適用できる断熱材ならびにこれを断熱層に用いた樹脂成形用金型を提供する。【解決手段】本発明の断熱材は樹脂成形用金型の基材上に直接溶射により形成される断熱材であって、過冷却液体温度領域(ΔTx)が30°C以上で、且つガラス遷移温度(Tg)が成形材料である樹脂の融点よりも30°C以上高く、熱伝導率が1〜20W/(m・K)であり、線膨張係数が7×10-6〜15×10-6/°Cである金属ガラスの溶射被膜からなる。該断熱材は、厚みが100μm以上、2000μm以下であり、金型基材と接する面積が100mm2以上であることができる。また、本発明にかかる樹脂成形用金型は、金型基材表面に直接溶射により形成された前記断熱材を断熱層として備える。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
樹脂成形用金型の基材上に直接溶射により形成される断熱材であって、 過冷却液体温度領域(ΔTx)が30°C以上で、且つガラス遷移温度(Tg)が成形材料である樹脂の成形温度よりも30°C以上高く、熱伝導率が1〜20W/(m・K)であり、線膨張係数が7×10-6〜15×10-6/°Cである金属ガラス溶射被膜からなることを特徴とする断熱材。
IPC (4件):
B29C 33/38 ,  B22D 17/22 ,  B22C 9/06 ,  C23C 4/06
FI (4件):
B29C33/38 ,  B22D17/22 Q ,  B22C9/06 Q ,  C23C4/06
Fターム (25件):
4E093NB08 ,  4F202AF01 ,  4F202AG05 ,  4F202AJ02 ,  4F202AJ06 ,  4F202AJ09 ,  4F202AJ13 ,  4F202AR12 ,  4F202AR20 ,  4F202CA30 ,  4F202CB01 ,  4F202CB29 ,  4F202CD14 ,  4F202CD22 ,  4F202CD30 ,  4K031AA03 ,  4K031AB02 ,  4K031AB08 ,  4K031AB09 ,  4K031CB21 ,  4K031CB22 ,  4K031CB23 ,  4K031CB28 ,  4K031DA04 ,  4K031DA08
引用特許:
審査官引用 (3件)

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