特許
J-GLOBAL ID:201303025974956013

ステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 天野 正景 ,  大川 晃 ,  田邉 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-148063
公開番号(公開出願番号):特開2013-014213
出願日: 2011年07月04日
公開日(公表日): 2013年01月24日
要約:
【課題】ピニオン軸に加わる負荷をテーパースナップリングで支持するラックピニオン式ステアリング装置において、ピニオン軸に加わる負荷によって、ピニオンとラック歯の噛み合い位置が適正位置からずれて、異音が生じることを防止する。【解決手段】ボール軸受51の外輪511をハウジング21の内周面22に挿入し、係止溝23にテーパースナップリング53を係止すると、テーパースナップリング53の直交側面531と係止溝23の直交溝側面231との間に隙間α1(0.1ミリ以下)が形成される。テーパースナップリング53は係止溝23の溝底まで入り込まず、テーパースナップリング53が係止溝23に入り込む量β1が小さくなる。テーパースナップリング53が係止溝23に入り込む量β1が小さいと、テーパースナップリング53が係止溝23をラジアル方向に押す力が大きくなる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
ハウジング、 上記ハウジングに往復移動可能に支持され、タイロッドを介して車輪の操舵角を変えるラック軸、 ステアリングホイールに連結され、上記ラック軸のラック歯に噛み合うピニオンを有し、ステアリングホイールの回転をラック軸に伝達するピニオン軸、 上記ハウジングの内周面に内嵌され上記ピニオン軸の一端をハウジングに回転可能に軸支し、ピニオン軸に作用するスラスト荷重を支持する第1の軸受、 上記ハウジングの内周面に内嵌され上記ピニオン軸の他端をハウジングに回転可能に軸支し、ピニオン軸に作用するラジアル荷重を支持する第2の軸受、 上記第1の軸受の外輪を上記ハウジングの内周面に固定するテーパースナップリング、 上記テーパースナップリングの側面に形成され上記第1の軸受の外輪の側面に当接し上記ピニオン軸の中心軸線に対して直交する直交側面、 上記テーパースナップリングに上記直交側面に対向する側面に形成され、直交側面に対して外周側の厚さが減少する方向に傾斜した傾斜側面、 上記ハウジングの内周面に環状に形成され上記テーパースナップリングを係止する係止溝、 上記係止溝の側面に上記第1の軸受の外輪の側面側に形成され上記ピニオン軸の中心軸線に対して直交する直交溝側面、 上記係止溝に上記直交溝側面に対向する側面に形成され、直交溝側面に対して溝底側の溝幅が狭くなる方向に傾斜した傾斜溝側面を備え、 上記係止溝に上記テーパースナップリングを係止して上記第1の軸受の外輪を上記ハウジングの内周面に固定した時に、上記テーパースナップリングの直交側面と上記係止溝の直交溝側面との間に隙間が形成されていること を特徴とするステアリング装置。
IPC (5件):
B62D 3/12 ,  F16B 21/18 ,  F16C 19/10 ,  F16C 19/46 ,  F16C 35/07
FI (5件):
B62D3/12 507 ,  F16B21/18 F ,  F16C19/10 ,  F16C19/46 ,  F16C35/07
Fターム (15件):
3J037AA08 ,  3J037BA01 ,  3J037BB06 ,  3J037JA13 ,  3J117AA01 ,  3J117DA01 ,  3J117DB06 ,  3J701AA02 ,  3J701AA14 ,  3J701AA42 ,  3J701AA52 ,  3J701AA63 ,  3J701AA72 ,  3J701FA04 ,  3J701GA04
引用特許:
審査官引用 (5件)
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