特許
J-GLOBAL ID:201303027649349430

懸濁性有機物含有廃水の処理システム及び処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 橋本 薫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-275849
公開番号(公開出願番号):特開2013-123706
出願日: 2011年12月16日
公開日(公表日): 2013年06月24日
要約:
【課題】高濃度の懸濁性有機物を含有する廃水であっても硝酸のリークを低減させる、より効率的な懸濁性有機物含有廃水の処理システムを提供する。【解決手段】懸濁性有機物を含有する被処理水から懸濁性有機物を分離する懸濁性有機物分離装置10と、分離された懸濁性有機物を嫌気性消化する汚泥嫌気性消化装置20と、その消化液に含有するアンモニアを好気条件下で亜硝酸に酸化する亜硝酸化装置30と、その処理液を嫌気条件下での独立栄養性脱窒微生物によってアンモニア態窒素を電子供与体、亜硝酸態窒素を電子受容体として嫌気的アンモニア酸化処理する脱窒処理と、従属栄養性脱窒微生物によって亜硝酸態窒素及び硝酸態窒素を窒素分子に還元する脱窒処理とを行なう脱窒装置40と、懸濁性有機物分離装置10で懸濁性有機物が除去された分離液を脱窒装置40に供給する第1移送経路R1を備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
懸濁性有機物を含有する被処理水から懸濁性有機物を分離する懸濁性有機物分離装置と、前記懸濁性有機物分離装置により分離された懸濁性有機物を嫌気性消化する汚泥嫌気性消化装置と、前記汚泥嫌気性消化装置の消化液に含有するアンモニアを好気条件下で亜硝酸に酸化する亜硝酸化装置と、前記亜硝酸化装置の処理液を脱窒処理する脱窒装置を有する懸濁性有機物含有廃水の処理システムであって、 前記脱窒装置は、嫌気条件下での独立栄養性脱窒微生物によってアンモニア態窒素を電子供与体、亜硝酸態窒素を電子受容体として嫌気的アンモニア酸化処理する脱窒処理と、従属栄養性脱窒微生物によって亜硝酸態窒素及び硝酸態窒素を窒素分子に還元する脱窒処理とを行なう装置であり、 前記懸濁性有機物分離装置で懸濁性有機物が除去された分離液を前記脱窒装置に供給する第1移送経路を備えていることを特徴とする懸濁性有機物含有廃水の処理システム。
IPC (3件):
C02F 3/34 ,  C02F 1/00 ,  C02F 3/28
FI (5件):
C02F3/34 101A ,  C02F1/00 L ,  C02F1/00 G ,  C02F3/28 Z ,  C02F3/34 Z
Fターム (13件):
4D040AA01 ,  4D040AA13 ,  4D040AA14 ,  4D040AA23 ,  4D040AA31 ,  4D040BB01 ,  4D040BB07 ,  4D040BB42 ,  4D040BB51 ,  4D040BB56 ,  4D040BB63 ,  4D040BB82 ,  4D040DD01
引用特許:
審査官引用 (6件)
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