特許
J-GLOBAL ID:201303035859189691

ガラス基板のレーザスクライブおよび分離方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 柳田 征史 ,  佐久間 剛
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-542099
公開番号(公開出願番号):特表2013-512187
出願日: 2010年11月24日
公開日(公表日): 2013年04月11日
要約:
圧縮表面層と内部引張層とを含む強化ガラス基板に、スクライブベントを形成する方法が提供される。一実施の形態において、第1および第2傷が、内部引張層を部分的に露出させるように形成される。強化ガラス基板の表面上でレーザビームと冷却ジェットとを第1スクライブ速度で平行移動させることにより、第1スクライブベントを第1スクライブ方向に発生させてもよい。強化ガラス基板の表面上でレーザビームと冷却ジェットとを、第1スクライブ速度より速い第2スクライブ速度で平行移動させることにより、第1スクライブベントと交差する第2スクライブベントを第2スクライブ方向に発生させてもよい。これらの傷は、スクライブ方向に垂直なものでもよい。別の実施形態においては、第2のスクライブベントを生成する前に、第1スクライブベントを交差位置で融着させてもよい。
請求項(抜粋):
圧縮表面層と内部引張層とを含む強化ガラス基板に、交差しているスクライブベントを形成する方法であって、 前記内部引張層を部分的に露出させるよう、前記圧縮表面層を貫通する第1傷を形成するステップであって、該第1傷が前記強化ガラス基板の第1エッジからずれて位置しているステップ、 前記内部引張層を部分的に露出させるよう、前記圧縮表面層を貫通する第2傷を形成するステップであって、該第2傷が前記強化ガラス基板の第2エッジからずれて位置しているステップ、 前記強化ガラス基板の表面上でレーザビームと冷却ジェットとを第1スクライブ速度で平行移動させることにより、前記圧縮表面層を貫通する第1スクライブベントを第1スクライブ方向に発生させるステップであって、該第1スクライブベントが、前記第1傷で始まり、かつ前記強化ガラス基板のエッジからずれている第1終端位置で終端するステップ、および、 前記強化ガラス基板の表面上で前記レーザビームと前記冷却ジェットとを、前記第1スクライブ速度以上の第2スクライブ速度で平行移動させることにより、前記圧縮表面層を貫通する第2スクライブベントを第2スクライブ方向に発生させるステップであって、該第2スクライブベントが、前記第2傷で始まり、かつ前記第1スクライブベントと交差位置で交差し、さらに前記強化ガラス基板のエッジからずれている第2終端位置で終端するステップ、 を含むことを特徴とする方法。
IPC (4件):
C03B 33/09 ,  B23K 26/00 ,  B23K 26/40 ,  B23K 26/42
FI (5件):
C03B33/09 ,  B23K26/00 D ,  B23K26/00 G ,  B23K26/40 ,  B23K26/42
Fターム (11件):
4E068AD00 ,  4E068CA07 ,  4E068CH08 ,  4E068CJ01 ,  4E068DA14 ,  4E068DB13 ,  4G015FA03 ,  4G015FA06 ,  4G015FB01 ,  4G015FC02 ,  4G015FC14
引用特許:
審査官引用 (5件)
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