特許
J-GLOBAL ID:201303053040098911
電気車の制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
井上 学
, 戸田 裕二
, 岩崎 重美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-051134
公開番号(公開出願番号):特開2013-188009
出願日: 2012年03月08日
公開日(公表日): 2013年09月19日
要約:
【課題】本発明の課題は、演算負荷を最小限に抑制して確実に最大粘着トルクを求め、空転滑走検知時の加減速性能を向上することにある。また、車輪とレール間の粘着状態が急激に変化して粘着係数が瞬間的に低下した場合でも確実に空転滑走を抑制することにある。【解決手段】演算負荷を最小限に抑制して確実に最大粘着トルクを求めるために、常に推定粘着トルクを記憶しておき、空転滑走検知時には記憶しておいた空転滑走検知直前の複数の推定粘着トルクから最大値を求め、その最大値を最大粘着トルクとする。また、空転滑走検知直前の最大粘着トルクと空転滑走検知時の推定粘着トルクの値を比較演算し、この演算値がしきい値を超えた場合には粘着係数の急低下条件であると判断し、粘着係数が急低下しない条件に比較してトルクの絞り戻し率を低い値に切り換え、絞り戻し時のトルクの値をより小さな値とすることで確実に空転滑走を抑制する。【選択図】 図9
請求項(抜粋):
車輪、前記車輪を駆動するモータ、前記モータを制御するインバータを備えた電気車の電気車制御装置において、
前記電気車の空転滑走を検知する空転滑走検知制御部と、
前記電気車の粘着トルクを演算する粘着トルク演算部と、
演算された前記粘着トルクを一定間隔ごとに記憶し、空転滑走を検知した場合に、検知前の前記複数の粘着トルクに基づいて第一の粘着トルクを出力し、さらに前記空転滑走検知時の前記粘着トルクを第二の粘着トルクとして出力する粘着トルク保持部と、
空転滑走を検知した場合に、モータの駆動トルクを第一の駆動トルクに減少させる指令トルク発生部と、
空転滑走を検知した場合に、
前記第一の粘着トルクと前記第二の粘着トルクとに基づいて粘着状態の急変を検知する検知部とを有し、
前記指令トルク発生部は、前記粘着状態の急変が検知された場合と、前記急変が検知されなかった場合とで前記第一の駆動トルクを異なる値にすること
を特徴とする電気車制御装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (7件):
5H125AA05
, 5H125AC02
, 5H125BA00
, 5H125BB00
, 5H125CA15
, 5H125EE08
, 5H125EE09
引用特許: