特許
J-GLOBAL ID:201303055771270678
燃料電池
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
千葉 剛宏
, 宮寺 利幸
, 大内 秀治
, 仲宗根 康晴
, 坂井 志郎
, 山野 明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-126461
公開番号(公開出願番号):特開2013-179087
出願日: 2013年06月17日
公開日(公表日): 2013年09月09日
要約:
【課題】簡単な構成で、発電面内全域にわたって温度分布を均一化することができ、発電性能の向上を図ることを可能にする。【解決手段】燃料電池10は、電解質膜・電極構造体12と第1金属セパレータ14及び第2金属セパレータ16とを備える。一方の燃料電池10を構成する第1金属セパレータ14と、他方の燃料電池10を構成する第2金属セパレータ16とは、互いに隣接し、これらの間に冷却媒体流路38が形成される。第2金属セパレータ16には、冷却媒体供給連通孔22aと冷却媒体流路38とを連通する複数の入口接続通路52a1、52a2が形成されるとともに、前記入口接続通路52a1の通路幅は、前記入口接続通路52a2の通路幅よりも大きく設定される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
電解質の両側に一対の電極が設けられる電解質・電極構造体と長方形状の金属セパレータとが積層され、前記金属セパレータの長手方向一端部に使用前の燃料ガス及び酸化剤ガスを積層方向に流通させる燃料ガス供給連通孔及び酸化剤ガス供給連通孔が形成される一方、前記金属セパレータの長手方向他端部に使用後の前記燃料ガス及び前記酸化剤ガスを積層方向に流通させる燃料ガス排出連通孔及び酸化剤ガス排出連通孔が形成され、さらに前記金属セパレータの短手方向両端部には、前記燃料ガス供給連通孔及び前記酸化剤ガス供給連通孔に近接して使用前の冷却媒体を積層方向に流通させる一対の冷却媒体供給連通孔と、前記燃料ガス排出連通孔及び前記酸化剤ガス排出連通孔に近接して使用後の前記冷却媒体を積層方向に流通させる一対の冷却媒体排出連通孔とが形成される燃料電池であって、
一方の前記電極に向かう前記金属セパレータの面には、前記燃料ガス供給連通孔及び前記燃料ガス排出連通孔を、それぞれ入口バッファ部及び出口バッファ部を介して連通し、前記長手方向に延在する波形状の燃料ガス流路が設けられ、
他方の前記電極に向かう前記金属セパレータの面には、前記酸化剤ガス供給連通孔及び前記酸化剤ガス排出連通孔を、それぞれ入口バッファ部及び出口バッファ部を介して連通し、前記長手方向に延在する波形状の酸化剤ガス流路が設けられ、
互いに隣接する前記金属セパレータ間には、前記燃料ガス流路の裏面側に形成された波溝形状部と、前記酸化剤ガス流路の裏面側に形成された波溝形状部とにより、前記冷却媒体を流通させる冷却媒体流路が形成されるとともに、
前記冷却媒体供給連通孔と前記冷却媒体流路とを連結する複数の入口接続通路を備え、
前記複数の入口接続通路は、前記冷却媒体流路の前記入口バッファ部の裏面形状である入口バッファ形状部側に向かって供給される前記冷却媒体の流量を、他の部位に向かって供給される前記冷却媒体の流量よりも増量させる冷却媒体増量部を構成することを特徴とする燃料電池。
IPC (1件):
FI (3件):
H01M8/02 C
, H01M8/02 B
, H01M8/02 R
Fターム (7件):
5H026AA06
, 5H026CC03
, 5H026CC05
, 5H026CC08
, 5H026HH02
, 5H026HH03
, 5H026HH05
引用特許:
前のページに戻る