特許
J-GLOBAL ID:201303057504402894

透明なゴム変性芳香族ビニル系共重合樹脂組成物およびその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邊 薫
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-147425
公開番号(公開出願番号):特開2002-338776
特許番号:特許第4861567号
出願日: 2001年05月17日
公開日(公表日): 2002年11月27日
請求項(抜粋):
【請求項1】 スチレン-ブタジエン系ブロック共重合体ゴムの存在下に、芳香族ビニル系化合物および一種以上の(メタ)アクリル酸アルキルエステル化合物を共重合して得た、共重合ゴム相を分散粒子として含有する芳香族ビニル系共重合樹脂において、 (a)上記スチレン-ブタジエン系ブロック共重合体ゴムの重量割合が3〜20重量%で、 (b)芳香族ビニル系化合物および一種以上の(メタ)アクリル酸アルキルエステル化合物からなる芳香族ビニル系化合物-(メタ)アクリル酸アルキルエステル共重合体の重量割合が97〜80重量%であり、 (c)該芳香族ビニル系化合物および一種以上の(メタ)アクリル酸アルキルエステル化合物からなる該共重合体の組成割合が、一種以上の芳香族ビニル系化合物20〜80重量%と一種以上の(メタ)アクリル酸アルキルエステル化合物20〜80重量%から成り、かつ、 (d)上記芳香族ビニル系化合物-(メタ)アクリル酸アルキルエステル共重合体中に分散した分散粒子の平均粒子径が0.3〜2.1μmの粒子であり、 (e)スチレン-ブタジエン系ブロック共重合体ゴムが、AB型ブロック共重合体であり、該AB型ブロック共重合体中のスチレンとブタジエンのランダム共重合体ブロック部Aのガラス転移点が-80〜-35°Cの範囲にあり、 (f)Aがスチレン5〜30重量%とブタジエン70〜95重量%からなるスチレンとブタジエンのランダム共重合体ブロックであって、 (g)Bがスチレン85〜100重量%とブタジエン0〜15重量%からなるスチレン単独重合体あるいはスチレンとブタジエンのランダム共重合体ブロック部であって、 (h)AB型ブロック共重合体を構成するスチレンとブタジエンのランダム共重合体ブロック部Aに存在するスチレン単位数が1の短連鎖が、スチレン単位数が1〜30個の範囲の短連鎖スチレン重合体部に対し62重量%以上であり、 (i)スチレン-ブタジエン系ブロック共重合体ゴム100重量部に対して、下記化学式(化6)で示されるフェノール系安定剤0.06〜0.14重量部および下記化学式(化7)で示されるフェノール系安定剤0.01〜1重量部を添加することを特徴とする透明なゴム変性芳香族ビニル系共重合樹脂組成物。
IPC (3件):
C08L 51/00 ( 200 6.01) ,  C08F 2/44 ( 200 6.01) ,  C08K 5/13 ( 200 6.01)
FI (3件):
C08L 51/00 ,  C08F 2/44 B ,  C08K 5/13
引用特許:
審査官引用 (7件)
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