ヒ素イオン吸着性化合物を担持したメソポーラスアルミナおよびそれを用いたヒ素イオン回収方法およびヒ素フリー水溶液の製造方法

発明者： , , , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：保坂俊
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2011-240708
公開番号（公開出願番号）：特開2013-095641
出願日： 2011年11月01日
公開日（公表日）： 2013年05月20日
要約：

【課題】水中のAsイオン濃度を超微量程度まで除去する手段を提供する。【解決手段】メソポーラスアルミナに界面活性剤を作用した後に得られたアルミナを、モリブデン酸アンモニウムを含む水溶液中で混合させることにより、モリブデン酸アンモニウムをメソポーラスアルミナに担持させる。モリブデン酸アンモニウム等のヒ素イオン吸着性化合物を担持したメソポーラスアルミナは、pH調整等の水質調整を行なわずに常温処理において、水中の微量のヒ素イオンを選択的に吸着して除去できる。特別の前処理を行なわないので余分の後処理も必要がなく、かつ加熱装置なども使用しないので、低コストのヒ素除去システムを構築できる。多段にヒ素処理装置を構成することにより、迅速で大量にヒ素イオンフリーの水溶液を得ることができる。【選択図】図9

請求項（抜粋）：

目標元素であるヒ素(As)イオンが溶解された溶液(ヒ素イオン溶解溶液)からヒ素イオンを吸着するとともに吸着されたヒ素イオンを遊離することが可能なヒ素イオン吸着性化合物を担持したメソポーラスアルミナ。

IPC (3件)：

C01F 7/02 , B01J 20/02 , C02F 1/28

FI (3件)：

C01F7/02 A , B01J20/02 A , C02F1/28 B

Fターム (23件)：

4D624AA09 , 4D624AB17 , 4D624BA14 , 4D624BB07 , 4D624BC01 , 4G066AA20C , 4G066AA51B , 4G066AE19C , 4G066CA46 , 4G066DA08 , 4G066FA03 , 4G076AA02 , 4G076AA18 , 4G076AB07 , 4G076AB13 , 4G076BA12 , 4G076BA14 , 4G076BB08 , 4G076BF05 , 4G076CA12 , 4G076DA25 , 4G076DA28 , 4G076FA04

引用特許：

審査官引用 (5件)

水中に溶解した砒素を吸着除去する方法
公報種別：公開公報出願番号：特願平10-193347 出願人：千代田化工建設株式会社
砒素用吸着剤の再生方法
公報種別：公開公報出願番号：特願平10-322158 出願人：新日本ソルト株式会社
カーボンナノチューブを含む物品および流体の浄化にこれを使用するための方法
公報種別：公表公報出願番号：特願2008-507613 出願人：セルドンテクノロジーズ,エルエルシー

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