特許
J-GLOBAL ID:201303059680462340

無段変速機の潤滑油供給構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人創成国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-125372
公開番号(公開出願番号):特開2012-251611
出願日: 2011年06月03日
公開日(公表日): 2012年12月20日
要約:
【課題】四節リンク型の無段変速機において、コネクティングロッドと揺動リンクとの連結部分に従来よりも適切に潤滑油を供給する。【解決手段】四節リンク型の無段変速機の揺動リンク18の揺動範囲の最も入力軸に近づく位置を内死点、最も入力軸から離れる位置を外死点として、内死点と外死点とを結ぶ揺動軌跡の中心位置で、揺動リンク18の揺動端部18a又はこれに連結されたコネクティングロッド15の端部に上方から潤滑油を供給する吐出孔21aを設ける。【選択図】図10
請求項(抜粋):
車両の駆動源からの駆動力が伝達される中空の入力軸と、 該入力軸と平行に配置された出力軸と、 前記入力軸に偏心して設けられた固定ディスク、及び該固定ディスクに対して偏心して回転自在に設けられた揺動ディスクを有する複数の偏心機構と、 前記出力軸に揺動自在に軸支される複数の揺動リンクと、 該揺動リンクと前記出力軸との間に設けられ、前記出力軸に対して一方側に相対回転しようとするときに前記出力軸に該揺動リンクを固定し、他方側に相対回転しようとするときに前記出力軸に対して該揺動リンクを空転させる一方向回転阻止機構と、 一方の端部に前記偏心機構に回転自在に外嵌される大径環状部を有し、他方の端部が前記揺動リンクの揺動端部に連結されるコネクティングロッドと、 前記入力軸内に挿入されたピニオンシャフトとを備え、 前記入力軸には、前記固定ディスクの偏心方向に対向する個所に切欠孔が形成され、該切欠孔から前記ピニオンシャフトが露出し、 前記揺動ディスクには、前記入力軸及び前記固定ディスクを受け入れる受入孔が設けられ、 該受入孔を形成する前記揺動ディスクの内周面に内歯が形成され、 該内歯は、前記入力軸の切欠孔から露出する前記ピニオンシャフトと噛合し、 前記入力軸と前記ピニオンシャフトとを同一速度で回転させることにより、前記偏心機構の偏心量が維持され、前記入力軸と前記ピニオンシャフトの回転速度を異ならせることにより前記偏心機構の偏心量を変更させて、変速比を制御する無段変速機の潤滑油供給構造であって、 前記揺動リンクの揺動端部は、前記出力軸の上方に配置され、 前記揺動リンクの揺動範囲で前記入力軸に最も近い位置を内死点、前記入力軸から最も離れる位置を外死点として、該内死点と該外死点とを結ぶ揺動軌跡の中心位置で、前記揺動端部又は前記コネクティングロッドの他方の端部に上方から潤滑油を供給する潤滑油の吐出孔が設けられることを特徴とする潤滑油供給構造。
IPC (3件):
F16H 57/021 ,  F16H 57/04 ,  F16H 1/32
FI (3件):
F16H57/02 102 ,  F16H57/04 Q ,  F16H1/32 A
Fターム (13件):
3J027FA36 ,  3J027FB02 ,  3J027FC04 ,  3J027GB05 ,  3J027GC04 ,  3J027GC23 ,  3J027GE05 ,  3J027GE29 ,  3J063AA02 ,  3J063AB15 ,  3J063AC04 ,  3J063BA04 ,  3J063CA01
引用特許:
審査官引用 (4件)
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