特許
J-GLOBAL ID:201303063603654170

可撓性歯部を有する歯車

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山川 政樹 ,  山川 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-117638
公開番号(公開出願番号):特開2013-250272
出願日: 2013年06月04日
公開日(公表日): 2013年12月12日
要約:
【課題】マイクロマシン加工可能な材料で構成することができる可撓性歯車の幾何学的形状を規定し、収率と耐衝撃性の2つの問題に解決策を得る。【解決手段】遊び補償を備えた歯2を持つ時計用歯車10であって、それぞれの歯は、キャッチ基部31から突き出したキャッチ3と、このキャッチ3に対向するように腹中ノッチ5により隔てられてストリップ基部41から突き出した弾性ストリップ4と、を備え、ストリップ4のアーチ腹面形状43は、キャッチ3と反対側で、背中ノッチ6を画定しており、また、ストリップ基部41は、歯車10の真軸Dに向かう境界を、腹中ノッチ5の内側端部51と背中ノッチ6の内側端部61とによって定められている。内側端部61は、内側端部51に比べて軸Dの近くに位置し、そしてキャッチ基部31の下、または真軸Dに向かう腹中ノッチ5の内側延長部52の下で、軸D側に延出している。【選択図】図2
請求項(抜粋):
遊び補償を備えた歯(2)を持つ時計用歯車(10)であって、それぞれの歯は、キャッチ基部(31)から突き出したキャッチ(3)と、該キャッチ(3)に対向するように腹中ノッチ(5)により隔てられてストリップ基部(41)から突き出した弾性ストリップ(4)と、を備え、該ストリップのアーチ腹面形状(43)は、前記キャッチ(3)と反対側で、背中ノッチ(6)を画定しており、また、前記ストリップ基部(41)は、当該歯車(10)の真軸(D)に向かう境界を、前記腹中ノッチ(5)の内側端部(51)と前記背中ノッチ(6)の内側端部(61)とによって定められており、 前記背中ノッチ(6)の内側端部(61)は、前記腹中ノッチ(5)前期内側端部(51)に比べて前記軸(D)の近くに位置し、そして前記キャッチ基部(31)の下、または前記真軸(D)に向かう前記腹中ノッチ(5)の幾何学的な曲線状内側延長部(52)の下で、前記軸(D)側に延出していることを特徴とする、時計用歯車。
IPC (1件):
G04B 13/02
FI (1件):
G04B13/02 Z
引用特許:
出願人引用 (3件)

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