特許
J-GLOBAL ID:201303080240973130

熱アシスト磁気ヘッド素子の検査方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ポレール特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-116362
公開番号(公開出願番号):特開2013-012286
出願日: 2012年05月22日
公開日(公表日): 2013年01月17日
要約:
【課題】製造工程途中のできるだけ早い段階で熱アシスト磁気ヘッドが発生する近接場光または近接場光発光部の物理形状の検査を行うことができるようにする。【解決手段】熱アシスト磁気ヘッド素子の検査方法及びその装置において、試料である熱アシスト磁気ヘッド素子を走査プローブ顕微鏡装置の平面内で移動可能なテーブルに載置し、試料の近接場光発光部から近接場光を発生させ、探針を有する走査プローブ顕微鏡のカンチレバーを試料の表面の近傍で上下に振動させた状態でテーブルを平面内で移動させることにより熱アシスト磁気ヘッド素子から発生させた近接場光による散乱光を検出し、検出した散乱光に基づく近接場光の発生位置情報を用いてローバーに形成された熱アシスト磁気ヘッド素子の近接場光発光部から発光する近接場光の強度分布又は近接場光発光部の表面形状を検査するようにした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
熱アシスト磁気ヘッド素子を検査する検査装置であって、 試料である熱アシスト磁気ヘッド素子を載置して平面内で移動可能なテーブル手段と、 該テーブル手段に載置された試料の表面を走査する探針を備えたカンチレバーと、 該カンチレバーを前記試料の表面に対して上下方向に振動させる振動駆動手段と、 該振動駆動手段により振動させられている前記カンチレバーの前記探針が形成されている側と反対側の面に光を照射して前記カンチレバーからの反射光を検出することにより前記カンチレバーの振動を検出する変位検出手段と、 前記熱アシスト磁気ヘッド素子の近接場光発光部から近接場光を発生させるための信号を出力する信号出力手段と、 該信号出力手段から出力された信号により前記熱アシスト磁気ヘッド素子の前記近接場光発光部から発生した近接場光の発生領域内に前記カンチレバーの探針が入ったときに前記カンチレバーの表面から発生する散乱光を検出する散乱光検出手段と、 前記試料を載置したテーブル手段の位置情報と前記散乱光検出手段で前記散乱光を検出して得た信号とを用いて前記熱アシスト磁気ヘッド素子の前記近接場光発光部から発生する近接場光の発生の状態の良否を判定する処理手段と を備えたことを特徴とする熱アシスト磁気ヘッド素子の検査装置。
IPC (6件):
G11B 5/455 ,  G01Q 80/00 ,  G01Q 60/54 ,  G01Q 60/22 ,  G11B 5/31 ,  G11B 5/02
FI (6件):
G11B5/455 C ,  G01Q80/00 101 ,  G01Q60/54 101 ,  G01Q60/22 101 ,  G11B5/31 Z ,  G11B5/02 T
Fターム (4件):
5D033BA71 ,  5D033CA00 ,  5D091AA10 ,  5D091CC26
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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