特許
J-GLOBAL ID:201303080745619306

極低温冷凍機熱スイッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 勝沼 宏仁 ,  佐藤 泰和 ,  川崎 康 ,  関根 毅 ,  赤岡 明 ,  吉元 弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-280142
公開番号(公開出願番号):特開2013-130336
出願日: 2011年12月21日
公開日(公表日): 2013年07月04日
要約:
【課題】停電時に作業員を必要とすることなく超電導コイルと極低温冷凍機との熱接触を自動的に切り離すことで、超電導電磁石の運転状態を継続する。【解決手段】極低温冷凍機10のシリンダ12、14の周囲に空間41、44を形成する空間部と、空間部の周囲にベロー管31a、31bで円環状に空間43を形成しその気圧に応じて伸縮する二重ベロー管構造部31、空間41と43とを連結するガス連結路42、二重ベロー管構造部31が収縮している間は極低温冷凍機10と超電導コイルとを熱接触させ伸長すると切り離す熱接触スイッチング部27、28を備え、停電時に二重ベロー管構造部31が伸長し極低温冷凍機10と超電導コイルとの熱接触が自動的に切り離される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
少なくとも1段のシリンダを有する極低温冷凍機と超電導コイルとの熱接触のスイッチングを行う極低温冷凍機熱スイッチであって、 前記極低温冷凍機における少なくとも前記シリンダと、前記超電導コイルとを含むように設けられた真空容器と、 前記シリンダの周囲に第1の空間を形成するように設けられた空間部と、 前記空間部の周囲に設けられ、内周側の第1のベロー管と外周側の第2のベロー管とにより円環状に第2の空間を形成し、前記第2の空間の気圧に応じて伸縮する二重ベロー管構造部と、 前記第1の空間と前記第2の空間とを連結するガス連結路と、 前記シリンダに接続され、前記二重ベロー管構造部が収縮している間は、前記極低温冷凍機と前記超電導コイルとを熱接触させ、前記二重ベロー管構造部が伸長すると前記極低温冷凍機と前記超電導コイルとを切り離す熱接触スイッチング部と、 を備え、 前記極低温冷凍機への通電が行われなくなると、前記第1の空間及び前記第2の空間の気圧の上昇に伴い前記二重ベロー管構造部が伸長し、前記極低温冷凍機と前記超電導コイルとの熱接触が切り離されることを特徴とする極低温冷凍機熱スイッチ。
IPC (2件):
F25B 9/00 ,  F25D 19/00
FI (2件):
F25B9/00 ,  F25D19/00 510Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 極低温冷却装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-098203   出願人:株式会社神戸製鋼所
  • 極低温装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-017397   出願人:株式会社神戸製鋼所
  • 冷却装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-047853   出願人:アイシン精機株式会社
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